ダダイストの睡眠 境界の文学

高橋新吉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907986230
ISBN 10 : 4907986238
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
259p;20

内容詳細

現実と内面、正気と狂気のあわいを超えた、詩的言語の実践。『ダダイスト新吉の詩』(1923)によって一挙に“現代詩”を到来させた日本最初のダダイスト、高橋新吉。虚無思想と禅を基盤とし、時代と社会を超越した14編を斬新な構成で編集。

【著者紹介】
高橋新吉 : 1901年、愛媛県に生まれ、1978年、東京都に歿する。八幡浜商業学校を中退後、上京、放浪する。1920年、小説「焔をかかぐ」でデビュー。1923年、詩集『ダダイスト新吉の詩』(中央美術社)によって現代詩を切り拓き、その後も仏教と虚無思想を基盤とした独自の世界観を展開する

松田正貴 : 1974年、大阪府に生まれる。大阪電気通信大学講師。専攻は、モダニズム文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 保山ひャン さん

    高橋新吉の短編小説12編と、詩を2編収録。詩はダダの詩、小説は狂気を繰り返し語り直した作品や、仏教に関するものなど。「ダダイストの睡眠」では土佐堀の青年会館での演説、というくだりがあったり、「生蝕記 或る浮浪人の日記」では天満のカンイ宿泊が話題になったりしているが、高橋新吉の略年譜を見るかぎり、大阪とは特別縁がなさそうに見える。高橋新吉と大阪の関係がちょっと気になった。

  • quinutax さん

    ダダとは無である、書かざることを書くこと。発狂とは結局何なのか、あるいは発狂を描くとは何なのか。汚わいの中に浮かぶ全否定。絶叫を無音に収束させ、地べたに叩きつける。解説と造本がとにかく丁寧で深みがある。

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高橋新吉

1901年、愛媛県に生まれ、1978年、東京都に歿する。八幡浜商業学校を中退後、上京、放浪する。1920年、小説「焔をかかぐ」でデビュー。1923年、詩集『ダダイスト新吉の詩』(中央美術社)によって現代詩を切り拓き、その後も仏教と虚無思想を基盤とした独自の世界観を展開する

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