物語のティータイム お菓子と暮らしとイギリス児童文学

北野佐久子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000612050
ISBN 10 : 4000612050
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
160p;21

内容詳細

ライオンと魔女、秘密の花園、クマのプーさん、時の旅人…イギリスでは、日常のなかにファンタジーが息づいている―。イギリスの食文化や児童文学を研究してきた著者が、物語に登場するお菓子やハーブをとりあげながら、11作品を読み解いていきます。名作がもっと面白く、味わい深くなる、イギリスの児童文学案内です。それぞれの物語にちなんだお菓子のレシピ付き。

目次 : ライオンと魔女―白い魔女の魅惑のお菓子、ターキッシュ・ディライト/ たのしい川べ―プラムケーキは春の香り/ 秘密の花園―ムアにはぐくまれる豊かな食生活/ リンゴ畑のマーティン・ピピン―焼きリンゴは恋の味/ クマのプーさんプー横丁にたった家―パンにハチミツ、紅茶でイレブンジズ/ ツバメ号とアマゾン号―ピリッと懐かしいシードケーキ/ 時の旅人―エリザベス朝時代のハーブ香るタイムファンタジー/ ピーターラビットの絵本―イギリスの食の伝統が息づくプディングやパイ/ トムは真夜中の庭で―心を明るくするクリームたっぷりのスコーン/ くまのパディントン―手作りのマーマレードは温かい家庭の証/ 風にのってきたメアリー・ポピンズ

【著者紹介】
北野佐久子 : 東京都出身。立教大学英米文学科卒。在学中から児童文学とハーブに関心を持ち、日本人初の英国ハーブソサエティーの会員となり、研究のために渡英。結婚後は、4年間をウィンブルドンで過ごす。児童文学、ハーブ、お菓子などを中心にイギリス文化を紹介している。英国ハーブソサエティー終身会員、ビアトリクス・ポター・ソサエティー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ままこ さん

    表紙とタイトルに惹きつけられた。古き良きイギリスを感じさせる児童文学とティータイム。解説が詳しく書き込まれている。イギリスは日常の中にファンタジーが自然と溶け込んでいるところもいいなぁ。有名で知っている作品も多かったが初めて知った作品もあり『時の旅人』は読んでみたい。『トムは真夜中の庭で』は読みたい本に登録してたな。『ピーターラビットシリーズ』途中まで読んでたのででそろそろ再開しなくては。

  • 帽子を編みます さん

    これは当たりの本でした。待ち時間に読もうと背表紙だけで借りたのですが、表紙の写真は『ツバメ号とアマゾン号』ではないですか!本文を読んだ後で裏表紙はシードケーキだと気づきます。たね入りケーキ、たねはキャラウェイシードのことだったのです。作者が取り上げるイギリス児童文学がぴったりきます。この本、あの本の名場面の数々、それにまつわるお菓子の数々。作者がイギリス生活で撮った写真も細かい部分に手が届くようで嬉しいです。どの話も読み直したい、手元にお菓子を用意して味わいたい。ティータイムが読書タイムになる本です。

  • さつき さん

    イギリスの児童文学に登場するお菓子を並べて、その背景を語ったりレシピも紹介してくれる作品。とにかく美味しそうで可愛いお菓子がたくさん。特にナルニアと秘密の花園は子供時代から繰り返し読んでいるので、そこで食べられているお菓子を見られて感激でした。

  • みうか さん

    イギリス児童文学の中に登場する美味しそうな食べ物の数々。どんな食べ物なんだろう?と想像を巡らせてはお腹をグーグー鳴らしていた人も多いはず。そんな食べ物の成り立ちや作品に込められた想いが、著者のイギリスでの生活と研究によって詳しく解説されています。素敵な写真や簡単なレシピもついていて、紅茶を飲みながらまったりと読むのに最適♪お供は何にしよう☆ターキッシュディライトかな?ローリーポーリープディングかな?それともクロテッドクリームたっぷりのスコーンかな♪

  • みき さん

    イギリス児童文学、その物語に出てくるお菓子や食べ物に関した本。この本に出てくる物語をちゃんと読んでいたらより楽しめると思う。 私は載っているお菓子がおいしそうで読んでいて楽しかった。イギリス文化ではどれだけ紅茶と、そのティータイムが好きなのか感じ取れる。イギリス児童文学を読むのも良さそうだなと思った。 時代、地域の生活や文化を基に物語は成り立つ。作中の文化から文学を掘り下げてゆく楽しさを垣間見れた気がする。

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人物・団体紹介

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北野佐久子

東京都出身。立教大学英米文学科卒。児童文学を立教大学名誉教授・吉田新一氏に師事。今田美奈子お菓子教室製菓コース師範資格。日本人初の英国ハーブソサエティーの会員となり、研究のために渡英。結婚後は、4年間を英国・ウィンブルドンで暮らす。児童文学、ハーブ、お菓子を中心に執筆、講座を行うなど、イギリス文化を

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