カラー図解 進化の教科書 第3巻 系統樹や生態から見た進化 ブルーバックス

カール・ジンマー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062579926
ISBN 10 : 4062579928
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
411p;18

内容詳細

ハーバード大学、プリンストン大学他、全米200校を超える大学で採用!生物はなぜ、これほど多様なのか?形質と行動のドラマティックな進化のプロセス。シリーズ完結編。38億年の生命の痕跡から生物の進化を繙く。

目次 : 第9章 系統樹(系統樹思考/ 系統と分類 ほか)/ 第10章 遺伝子の歴史(合祖する遺伝子/ 遺伝子の系統樹と種の系統樹 ほか)/ 第11章 遺伝子から表現型へ(現在進行中の適応進化/ 遺伝子の新しい使いみち ほか)/ 第12章 種間関係の進化(生命の網/ 集団内の変異 ほか)/ 第13章 行動の進化(行動も進化する/ 近視眼的淘汰と利己主義 ほか)

【著者紹介】
カール・ジンマー : サイエンスライター兼イェール大学講師

ダグラス・J.エムレン : モンタナ大学教授

更科功 : 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。東京大学総合研究博物館研究事業協力者、明治大学・立教大学兼任講師、早稲田大学・東京学芸大学・文教大学非常勤講師

石川牧子 : 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。ヤマザキ学園大学動物看護学部准教授

国友良樹 : 筑波大学生命環境科学研究科卒業、同大学院博士課程を単位取得退学。出版関係の企業に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ∃.狂茶党 さん

    一つの物語として、進化に触れることができる。 大長編の抜粋であり、連作短編集である。一つ一つの話題だけで独立しつつ、全体として一つのことを指し示そうとしている。 もちろん、未解明なことも多いから、ここでの話題が若干古びてしまう可能性もあるし、多くの進化学者はそう言った事態を望んでいると考える。 断片的なエピソードでしかないのだが、進化による性の違いと、共進化の考えには、かなり密接な関連があるようで面白い。 取り上げられていないが、性転換する生き物は結構存在する。 社会性と、個の話でもある。

  • roughfractus02 さん

    系統樹の作り方から始まる本巻では、単に特定遺伝子に注目すると正確性を欠く場合もあり(遺伝子の分離が系統の分離に先行する場合)、近隣結合法や最尤法を用いてそのつど形態形質から作り、化石情報も合わせて修正される動態的な系統樹が示される。進化と退化に関する中盤では、蛇の四肢がなくなり、フィンチの嘴が多様化し、羽と鱗が同じ遺伝子から発現する際に重要な点を遺伝子発現の局所性と時間的な変化に簡潔にまとめ、事例を多く列挙されてある。寄生者と宿主の共進化が拮抗的である点も興味深い。原著にある5章が省略されているという。

  • ゆずこまめ さん

    専門用語なんかもあり難しいけど面白い。 教科書なだけあり説明が丁寧。

  • horuso さん

    「系統樹」化石などの手がかりから種の系統樹を推定するのはパズルのような面白さ。「遺伝子の歴史」この章は遺伝子を読み解いて系統樹を推定する話でワクワクする。「遺伝子から表現型へ」ごくわずかの遺伝子ツールキットで、例えば左右対称のボディプランがヒトデでもヒトでも同様に作られているなんて!「種間関係の進化」ある種の進化が他種の進化を促すのは想像できたが、それが内部共生者でもそうなのだと知ってびっくり!植物が光合成するのは、昔祖先が光合成する細菌を取り込んだかららしい。「行動の進化」社会性も進化で獲得するんだな。

  • marukuso さん

    3巻では系統樹、ゲノム、種間の進化、行動の進化が扱われる。全3巻を通じて数式など難しいところも多数あるが、進化が起こるメカニズム、生物そのものの魅力をふんだんに味わえた。これでも原著の一部だそうで、全訳して欲しかった。

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人物・団体紹介

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カール・ジンマー

アメリカを代表するサイエンスライター、『ニューヨーク・タイムズ』紙の科学コラムニスト。著書はスティーヴン・ジェイ・グールド賞をはじめ、数々の賞を受賞している。新型コロナウイルスの世界的流行について報道する『ニューヨーク・タイムズ』紙のチームに加わり、その記事は2021年のピュリッツァー賞(公益部門)

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