CD

Live From The Moonlight (2CD)(帯付き国内盤仕様輸入盤)

Chet Baker (チェット・ベイカー)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CBE3842H01
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

チェット・ベイカー晩年の名演録― 1985年11月24日イタリア・マチェラータ「Moonlight Club 」での2枚組ライヴ盤『Live From The Moonlight』。かつてイタリアのPhilology社からリリースされていた本作が、Chet Baker Estate全面協力の下、ついに世界初となるCD復刻

50年代・米西海岸クールジャズの象徴として、また端正なマスクと憂いのある甘い歌声で「ジャズ界のジェームス・ディーン」と称されたトランペッター、チェット・ベイカー。

数多の名声を得たその若かりし時代とは裏腹に、壮年〜晩年は、ドラッグ禍に起因した度重なるトラブルによって母国アメリカを追われ、ベルギー、オランダ、デンマーク、スウェーデン、フランス、イタリア・・・ヨーロッパ各地を流浪しながら、心ならずもわずかなギャラを得るために演奏・録音活動を行なっていたという、まさしく苦渋に満ちた音楽人生を歩んだチェット。

80年代中葉、救いようのない状況下ではあったが、「音楽への誠実さ」というものにうそはなかった。気力に溢れ、太く、そして色気に満ちたトランペットの音色に酔い、気怠さと甘さと脆さを持った歌声に胸を締めつけられる、普遍的な「ジャズの悲哀」を巧まずも悉に描き出した。

今回、復刻となる『Live From The Moonlight』でも、「Polka Dots And Moonbeams」、「How Deep Is The Ocean」、「My Foolish Heart」、そして、「My Funny Valentine」という不動の愛奏レパートリーを介しながら、そうしたジャズの美しき悲哀は月光に照らされるかの如く、やおらその見事な情緒をあらわにしている。

ピアノにミシェル・グレイエ、ベースにマッシモ・モリコーニという、チェットに人生のすべてをささげた懐刀と言うべき名手がこの密なる夜会を盤石にサポートしているのも聴きどころだ。中でも、素晴らしい余韻を残してくれるグレイエのピアノの語り口には特筆すべきものがある。

放埓さと引きかえに全てを失いながらも、吸い込まれそうな魔力をまとったまま、裸のジャズを奏で続けていた1985年のチェット・ベイカー。ファン誰もが待ち望んだライヴ録がついに復刻となる。

Chet Baker (tp,vo)
Michel Graillier (p)
Massimo Moriconi (b)
Recorded Live at the Moonlight club, Macerata, Italy November 24, 1985

■ 帯付き国内盤仕様輸入盤(USプレス)
■ スリムケース仕様2枚組
■ 完全限定プレス

※ Philology原盤は、ディスク2の6曲目が「FUNK IN DEEP FREEZE」と記されていましたが、今回の復刻にあたり、Chet Baker Estateによって正しいクレジットの「Down」(マイルス・デイヴィス作)に修正されています。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Polka Dots And Moonbeams (13:29)
  • 02. Night Bird (11:32)
  • 03. Estate (17:27)
  • 04. Polka Dots And Moonbeams [Rehearsal] (18:06)
  • 05. Arbor Way [Third Set] (16:46)

ディスク   2

  • 01. Dee's Dilemma (15:05)
  • 02. How Deep Is The Ocean (10:06)
  • 03. My Foolish Heart (13:57)
  • 04. My Funny Valentine (11:44)
  • 05. Broken Wing [Third Set] (13:24)
  • 06. Down [Third Set] (13:29)

ユーザーレビュー

総合評価

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チェット・ベイカーはもちろん、ミシェル・...

投稿日:2017/10/15 (日)

チェット・ベイカーはもちろん、ミシェル・グレイエのピアノ及びマッシモ・モリコーニのベースが大変素晴らしい。チェットの中でも最高の名演奏の一つだと私は思います。ただ、マイ・ファニー・ヴァレンタインの演奏途中チェットのヴォーカルの途中でマスターテープのせいか?演奏がカットされているのがまことに残念。1☆減。

clajaztaro さん | 岡山県 | 不明

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人物・団体紹介

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Chet Baker

チェットはドイツのベルリンに派遣され、ここでVディスクなどで初めて本格的にジャズに触れることになる。ディジー・ギレスピーこそがはじめてのアイドルであり、やがてハリー・ジェームスが加わった。ハリー・ジェームスを好むあたりにも、ビバップの香りだけでない、オシャレな音楽家チェットの面影が浮かんでくる。

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