ドン 最強の敵か、最良の友か

飯島勲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784833451192
ISBN 10 : 4833451190
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
214p;20

内容詳細

小池百合子都知事の天敵の正体。抵抗勢力と呼ばれた日本の既得権益と闘い続けた飯島が、今、なぜ、「本当は魅了されている」と、告白するのか。弓なりの日本列島を隠然たる権力で差配してきた男たち―。永田町生活40年、鮮血の足跡。

目次 : 日本のドン(私が見てきた日本のドン/ 政党復活予算とドン ほか)/ 特別対談「飯島勲さんこそ、日本のドンだ」服部幸應/ 政治とカネ(鬼の特捜部長に聞く/ 口利きビジネス、全部暴く ほか)/ 政治の本質とは何か(利害調整「日本の官僚制度を考える」/ 大志「アフリカで『明治維新のドン』を探せ」 ほか)/ ドンと汚職事件(ドン、告白する/ ドン、逃げる ほか)/ 巻末付録対談「ドンにはタバコがよく似合う」白鳥真太郎

【著者紹介】
飯島勲 : 1945年長野県辰野町に生まれる。1972年小泉純一郎の衆議院初当選とともに、その秘書となる。竹下内閣、宇野内閣で厚生大臣秘書官。宮澤内閣で郵政大臣秘書官、橋本内閣で厚生大臣秘書官。小泉内閣で首席総理大臣秘書官。元自由民主党秘書会副会長。永年秘書衆議院議長表彰、永年公務員内閣総理大臣表彰を受ける。現在、内閣官房参与(特命担当)、松本歯科大学特命教授、ウガンダ共和国政府顧問、シエラレオネ共和国名誉総領事、コソボ共和国名誉総領事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • anken99 さん

    小泉元総理の右腕、剛腕、飯島勲氏による「ドン論」。都議会のドン内田さんから始まって、角さん、そして厚労省時代のエピソードなど、面白い内容でページをめくる手が進む。興味深かったのは、官僚に対する見方。確かにスーパーエリートたちが、好き好んで、給料の安い公務員になるのは、やはり国を動かすだいご味があるからと。30〜40代の官僚は、死ぬほど働いているという。知識も現場経験も豊富な彼らを、天下り禁止という言葉でひとくくりにしてしまうのは、人材を失うまずい機会かと。いろいろな意味で面白い本でした。

  • 謙信公 さん

    大局的な方向性を示すのがリーダー、具体的な方策を描いたり利害調整できるのが「ドン」。「ドン」は悪ではない。社会には裏表がある。「根回し」は必要。すぐれた調整役は縦割り社会の弊害を補う。けだし抵抗勢力とあだ名され、革新(?)的なリーダーの政敵になる。小池知事は「ガラス張り」作戦と都議会自民党の腰砕けを利用し、点数を稼いだ。豊洲、五輪とも曖昧な態度で都民から「努力賞」という名で支持率を維持するが、結果は「変更なし」。結局、何にもできないのと同じ。厚生省の顛末から見ても、この著者が今一番の「ドン」かもしれない。

  • Humbaba さん

    権力は唯持っているだけでは効果がない。それをどう使えば最も効果的かを考えて采配を振るうからこそより権力が強まる。その行いのカカには法的に見れば危うい橋を渡っているところもあるかもしれない。しかし、その誤りが、他の鉱石までもを打ち消してしまうわけではない。

  • ROY さん

    贈呈されたので読んでみた。政治の裏を少し開示しているが、重要なこと本質的なことは何も書かれていない。政治は利権と割り切っているが、もう少しまともな国はあるように思う。

  • BMI-22 さん

    ●大局的な方向性を指し示すのがリーダー、実現するためのロードマップを描いたり利害調整できるのがドン。●やりたいこととやらなければならないこと、やりたいこととできることの区別。自分の置かれている客観的な状況、組織にとっての優先順位や緊急度をわきまえて「やるべきこと」を整理した上で実行に移す。

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人物・団体紹介

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飯島勲

1941年茨城県つくば市生まれ。中央大学文学部英米文学科卒業後、(株)マルマンを経てアコーダー・ビジネス・フォーム(株)に入社。印刷会社の営業に従事し、7年間連続営業成績トップを獲得、1975年同社を円満退職後、茨城県つくば市に東日本印刷(株)を起業。2007年に会社清算。つくば市内で結婚55年目の

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