ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル、ドイツ・カンマーコーア、他

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88985453852
組み枚数
:
1
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル


【パーヴォとドイツ・カンマーフィルの世界的名声を決定づけた歴史的な『第9』、通常CDで登場】
世界的に高く評価されているパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルの『ベートーヴェン:交響曲全集』の最終巻として、2009年に発売された『第9』の通常CDでの登場です。2004年に始まった全集録音の掉尾を飾ったということだけでなく、『第9』という重要作だっただけに、録音は慎重を期して行なわれました。まず2008年夏のボン・ベートーヴェンフェストのオープニングでこの曲を取り上げた際に、まず第3楽章までが録音され、その後、2008年12月にブレーメンとドイツ国内のツアーで再度『第9』を取り上げた際に第4楽章が録音されましたが、この時は声楽が入る前のレチタティーヴォの部分を収録するのにほぼ2セッションをかけてじっくりとし上げています。パーヴォとドイツ・カンマーフィルが初めてこの交響曲を取り上げたのは2005年9月。その後、横浜、カナダ・ラナディエール、ストラスブールでのチクルスや、ブレーメンを初めとするドイツ国内での演奏を重ねてようやく獲得した成果がこの録音に結実した形でした。第4楽章の要となる声楽陣も、バリトンのゲルネ、テノールのフォークトを初めとする旬の独唱者、2001年に創設されたドイツ・カンマーコーア(各パート11/10/8/12=41人)を擁し、世界標準となるべきハイスタンダードの『第9』が完成したのです。

【ベーレンライター新原典版を使用、第2楽章主部の繰り返しを入れて64分という快速テンポでパーヴォが描き出す『第9』の世界】
対向配置、ヴィブラートを抑えた弦など、トランペット以外は基本的にモダン楽器を使いながらも時代様式を取り入れたアグレッシヴな演奏が身上のドイツ・カンマーフィルの響きは驚くほど透明で、第1、第2ヴァイオリンの絡み合いの妙や、弦楽パートと管楽器との間でのモチーフの受け渡しがくっきりと聴き取れます。また、要所で打ち込まれるティンパニのドラマティックな効果も見事。さらに、第2楽章のトリオや第4楽章の行進曲などで、作品に込められたユーモアがふと浮かび上がってくるのもパーヴォならではといえるでしょう。パーヴォは2015年12月にN響で『第9』を指揮して絶賛を受けましたが、その解釈の素地はこのドイツ・カンマーフィルとの録音時に固まっており、パーヴォ自身も「今聴いても自分として納得できる演奏」と語っています。

【万全を期したレコーディング】
レコーディングが行なわれたフンクハウス・ナレーパシュトラッセは、べルリンの南東部に、1951年に建立された旧東独時代の国営放送局の広大な敷地内にある録音ホールで、レーグナー時代のベルリン放送交響楽団をはじめとする東ベルリンのオーケストラやアンサンブルの録音が数多く行なわれてきました。東西ドイツの統一により国営放送局としての機能は失われ、半ば廃墟と化していましたが、1990年代から録音ホールとしても使用されるようになり、同じベルリンでもイエス・キリスト教会が長めの残響だとしたら、ここは残響は短めながら、細部を明晰に収録することが可能で、パーヴォとドイツ・カンマーフィルのベートーヴェン演奏に最適。元BMGクラシックスのプロデューサー、フィリップ・トラウゴット、元フィリップスのスタッフが立ち上げたポリヒムニアのエヴァレット・ポーターらによるレコーディング・チームによって、万全の状態で収録されています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
 ペトラ・ラング(アルト)
 クラウス・フローリアン・フォークト(テノール)
 マティアス・ゲルネ(バリトン)
 ドイツ・カンマーコーア
 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2008年8月22-26日(第1楽章〜第3楽章)、12月20-22日(第4楽章)
 録音場所:ベルリン、フンクハウス・ケーペニック(現フンクハウス・ナレーパシュトラッセ)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

総合評価

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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