超絶技巧の応酬!
現代音楽の奥深くに斬り込む果敢な前衛芸術。
1984年にセルビアのベオグラードで生まれた女流作曲家、ジョルジェヴィチ。彼女の音楽はその研ぎ澄まされた感性と高度な技術によって真に新たな音響を世界に刻み付けるような、前衛的探求心に満ちたものです。音素材を厳しく見つめ、執拗なまでにあらゆる表現を網羅しながら音を繰り出す、たいへんな技巧を要する作品ばかり。軋むようなサウンドと、摩擦熱で火傷しそうなパッセージの応酬。演奏が難しければ難しいほど水を得た魚のごとく弾きまくる現代音楽のスペシャリスト、アルディッティ四重奏団も凄まじい熱演を披露しています。(輸入元情報)
【収録情報】
ジョルジェヴィチ:
● The Death of the Star-Knower - petrified echoes of an epitaph in a kicked crystal of time I & II(弦楽四重奏)
● Phosphorescence(ホルン、トランペット、バス・トロンボーン)
● … wurde man denken: Sterne(アコーディオン)
● How to evade?(オーボエ、ヴァイオリン)
● Do you know how to bark? non-communication ver. 2.1.1(コントラバス)
● Manje te u majke groze(ソプラノ、バスクラリネット、アコーディオン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
● FAIL(チェロ、ライヴ・エレクトロニクス)
アルディッティ四重奏団
クリスティン・チャップマン(ホルン)
マルコ・ブラウ(トランペット)
ブルース・コーリングス(トロンボーン)
ピーター・ヴェール(オーボエ)
ハンナ・ワイリック(ヴァイオリン)
フロランタン・ジノ(コントラバス)
トゥルイケ・ファン・デア・ペール(メゾ・ソプラノ)
テオドーロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
アンサンブル・ムジークファブリーク
ヨハネス・ショールホーン(指揮)
フランチェスコ・ディロン(チェロ、ライヴ・エレクトロニクス)
録音:2016年