風待町医院 異星人科

藤崎慎吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334911720
ISBN 10 : 4334911722
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
266p;19

内容詳細

あなたの郷里にもあったかもしれない、謎めいた個人病院。小さな港町を訪れた異星人との交流を、少年の視線で色彩豊かに描いたノスタルジックSF。

【著者紹介】
藤崎慎吾 : 1962年東京都生まれ。米メリーランド大学大学院海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。1996年、「レフト・アローン」で第15回SFファンジン大賞を受賞。1999年に刊行された単行本デビュー作『クリスタルサイレンス』が「ベストSF1999」第1位に選出され、注目を集める。2014年、「「恐怖の谷」から「恍惚の峰」へ〜その政策的応用」で第1回日経「星新一賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • さく さん

    主人公は小学生の少年・丕彦(モトヒコ)。脚が悪いので一緒に遊ぶ友だちがおらずいつも一人で遊んでいる丕彦は、謎のスライムを触ったことから異星人科の医者と関わりを持つようになる。児童書っぽいのに、出てくる異星人たちの描写が妙にリアルで気持ち悪く、そこが面白い。私と同じ名前の女性も登場していて嬉しかった。(弟のような異星人と遊ぶ話・猫神の壁を通り抜けた先の陽炎街の話・スザクのさえずりと引きこもりのお兄さんの話・胎児の脳を移植した異星人の話・800年間子どもを探していた木の話。)

  • kosmos さん

    片足が不自由な少年が、ある日不思議な漂着物と出会ったことをきっかけに、宇宙から患者がやってくる「異星人科」と関わることになる話。優しい世界観のファンタジーで、心にふわっとしみこむ。ゆったりと一つ一つ大切に読みたい本。

  • Tadashi_N さん

    光学迷彩が多用される、もののけ異星人ファンタジー。

  • rosetta さん

    ★★★★☆タイトルや表紙からもっと子供向けの他愛ない話かと思っていたら(そんな本手に取るなよ)なかなか読みごたえがあった。作者はほぼ同年代で主人公の少年も同じ頃の設定。世相やベルボトムジーンズとかフォークシンガー風と言ったファッションに時代を感じる。実は何百年も宇宙人を治療してきた人たちがいて、それが陰陽師の流れであったとか面白い。たまたま宇宙人を見つけてしまった主人公が次々と関わりを持つ。自分そっくりに育つ宇宙人に健康体であったはずの自分や本当はいない弟との関係を疑似体験する第一話が切なくて好き。

  • MarsAttacks! さん

    藤崎慎吾さんの作品にしては、おとなしい感じのSFでした。小学校高学年の男子の視線で描かれた物語は、舞台の風待町や時代描写も含め、ノスタルジーさを感じます。肝心の物語は面白いのですが、少し物足りなさを感じるところもありました。多分藤崎さんが描く壮大な物語と比べてしまっているのでしょう、でもこんな感じの作品もたまにはいいかな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

藤崎慎吾

1962年、東京都生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌『ニュートン』編集室に約一〇年間在籍。1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)で作家デビュー。早川書房「ベストSF1999」国内篇1位となる。現在はフリーランス。ノンフィクション作品、小説など著書多

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品