パール判事の日本無罪論 小学館新書

田中正明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098253050
ISBN 10 : 4098253054
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;18

内容詳細

第二次大戦後、A級戦犯を裁くために開かれた東京裁判で、11人の判事中唯一人「被告人全員無罪」を主張したのがインドのパール判事だった。「東京裁判は、勝者が作った事後法によって、敗者だけを断罪した違法裁判である」。当時は読み上げることも許されなかったパール判決文をもとに、裁判の真実に迫ったベストセラー『パール判事の日本無罪論』(小学館文庫)を新書化。マッカーサーも認めた不正を、なぜ日本人だけが知ろうとしないのか。百田尚樹氏による書き下ろし原稿を巻末に収録。

目次 : 第1部 東京裁判とは何だったのか―戦争裁判の法的欺瞞(勝てば官軍か/ 裁く者と裁かれる者 ほか)/ 第2部 太平洋戦争はなぜ起きたか―「共同謀議」という焦点(「全面的共同謀議」という妄想/ 便利な法律の武器 ほか)/ 第3部 戦争における「殺人の罪」―贖罪意識の植え付け(裁判所の管轄権の範囲/ 命令し、授権し、許可した者 ほか)/ 第4部 東京裁判のもたらしたもの―国際論争と戦後日本人の意識(国際法学界に光を増すパール判決/ 裁判という名の狂言 ほか)/ 特別寄稿 日本人が知っておくべき東京裁判(百田尚樹)

【著者紹介】
田中正明著 : 1911(明治44)年、長野県出身。旧制飯田中学卒、興亜学塾に学ぶ。大亜細亜協会、興亜同盟にてアジア解放運動に従事。戦後、「南信時事新聞」編集長を経て、世界連邦建設同盟事務局長、国際平和協会専務理事等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 樋口佳之 さん

    日本においては起訴状に述べられている期間中、これらの内閣、または軍部内における支配的地位を継続的に占めていた者は一人もいなかった/一人いたでしょう/版を変え刊行し続けている本。著者の強い思い入れを差し引いてもパルが全く別の裁判を裁こうとしていた事は読み取れる内容でした。

  • やす さん

    文庫版の頃から読みたいと思っていたが、中々機会に恵まれず。戦後レジームの元凶とも言える東京裁判をたった一人無罪判決を出したパール判事の視点から振り返る。日本では占領終了後も黙殺されたパール判決だが、アメリカやイギリスなどの戦勝国では戦後すぐに多くの論争を呼び、パール判事に賛同する意見も多く出ている。日本人のマインドが変わったのが大きいのかもしれないが、「歴史修正主義」と叫んで思考停止していることよりなんと健全なことか。今の教科書がどうなってるか分からないが、パール判事のことに一言でも触れるべきではないか。

  • てつてつ さん

    同時同列で読んだほんと、比べながら読みました。疑問は、学校ではなぜ、パール判事について習わなっかったんだろう?不思議です。

  • nabe さん

    東京裁判を戦勝国による復讐劇、占領政策の宣伝効果を狙った興行である、としたパール博士の判決書の内容を簡潔・平易に示された本書。戦後日本の政治・経済・文化そのものが被占領時のパンパンであったと厳しく批判している。(ここでそれが女性蔑視との批判は当たらない。) 英米では東京裁判については既に多く批判されているが、なぜか日本では批判すると歴史修正主義と非難される。 現代日本の多くの国会議員・官僚・法学者・ジャーナリストや文化人と称する人々・教師の方々に是非一読願いたい。

  • H さん

    やはり東京裁判史観を何とかしないとこの国は誇りを取り戻せないかと思うと絶望的な気分になる。しかしいくら何でも日本人は素直で従順過ぎるとは思うが。パール判事には心から敬意を表したい。

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