基本情報
内容詳細
「自分が死ぬということ自体が最大の滑稽事といえるかも知れない」―古今東西の人間の死に方に思いを馳せ、世相を眺め、小説家とは妙な職業だと訝り、麻雀を楽しみ、チーズの肉トロに舌鼓を打ち、泉鏡花の天才に感嘆し、乱歩の矛盾をみつめ、高木彬光のいびきに閉口する。奇想作家・山田風太郎の日常生活と意見が淡々軽妙の筆致でつづられる、絶品エッセイ集。
目次 : 私の死ぬ話/ 風々院日録/ 風々院風々風々居士の墓/ 死に顔を見せない法/ つれづれ長生き論/ 長寿国の果て/ 女が長生きするわけ/ 人間臨終愚感/ 臨終徒然草/ 私の本の買い方〔ほか〕
【著者紹介】
山田風太郎 : 1922年、兵庫県養父郡の医家に生まれる。数々の“風太郎忍法”を生み出し忍法帖ブームをまきおこす。明治を舞台にした小説や、日記文学、死を見つめた著書等多数。1997年第45回菊池寛賞を受賞。2001年7月28日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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旗本多忙 さん
読了日:2023/10/25
タツ フカガワ さん
読了日:2020/04/15
getsuki さん
読了日:2017/08/24
Katsuto Yoshinaga さん
読了日:2017/10/19
roku7777 さん
読了日:2020/04/27
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人物・団体紹介
山田風太郎
大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を
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