SACD 輸入盤

主イエス キリストよ、われ汝に呼ばわる(管弦楽版)、管弦楽組曲第2番、他 イラリオン・アルフェエフ府主教&ロシア・ナショナル管弦楽団、シュテファン・ゲンツ、他

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186593
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

現ロシア正教会の府主教が「惑星ソラリス」のテーマを
自身のオーケストレーションで披露!


SACDハイブリッド盤。現在ロシア正教会の府主教(総主教に次ぐナンバー2の高位)を務めるイラリオン・アルフェエフは、フェドセーエフやゲルギエフによって作品が演奏される作曲家としても注目されています。ペンタトーン・レーベルからも一昨年に自作を指揮したアルバムをリリースして注目されました。また昨年には彼の大作『マトフェイ(マタイ)受難曲』が日本の団体オーケストラ・ナデージダにより東京で演奏され話題となりました。
 イラリオン府主教ことアルフェエフは1966年モスクワ生まれ。当初グネシン音楽学校でヴァイオリンと作曲を学ぶものの、モスクワ神学大学に進み、そちらを天職としました。2009年にヴォロコフムスク市の大主教に就任。モスクワ総主教庁渉外局長も兼務するなど、ロシア正教信者から生神として崇拝される存在となっています。昨年2月、ロシア正教総主教とバチカン教皇の約1000年ぶりとなる会見が実現したのもイラリオン府主教が影の立役者であるなど、世界史にも残るはずの人物です。
 当然ながらイラリオン府主教はバッハを崇拝していて、そのオルガン曲を編曲するだけでなく、自ら指揮して録音までしてしまいました。アルバム・タイトルになっている『主イエス キリストよ、われ汝に呼ばわる』はオルガンのためのコラール前奏曲で、かのタルコフスキーが名作映画「惑星ソラリス」に用いて、ほとんどテーマ曲のようにその精神を表現したことで人気作となりました。それをイラリオンが感動的にオーケストレーションを施し、タルコフスキーへのオマージュのように聴こえる作品に仕上げました。タルコフスキー・ファンはもちろん、あらゆる方々に聴いていただきたい逸品です。
 また複雑な作曲技法によるオルガンの大作『パッサカリアとフーガ』の見事なオーケストレーションも聴きもの。イラリオンはこのオルガン曲が大好きだったそうで、オルガンの響きを近代オーケストラに移し替えています。またドイツの俊英ゲンツを独唱に招いたカンタータ第82番『われは満ち足れり』、ロシアの若手女流フルート奏者ヴォドヴォゾワを独奏に招いた管弦楽組曲第2番も、古楽的解釈といった次元を超えた宗教性と深さで崇高な世界をつくりあげています。
 イラリオン府主教の指揮ぶりは見事なもので、抑制がききながらもエネルギーを感じさせるロシア流。このうえなくありがたきアルバムと申せましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
1. コラール前奏曲『主イエス キリストよ、われ汝に呼ばわる』 BWV.639(イラリオン府主教編)
2. カンタータ第82番『われは満ち足れり』 BWV.82
3. 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
4. パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582(イラリオン府主教編)


 シュテファン・ゲンツ(バリトン:2)
 アリヤ・ヴォドヴォゾワ(フルート:3)
 ロシア・ナショナル管弦楽団
 イラリオン・アルフェエフ府主教(指揮)

 録音時期:2015年12月
 録音場所:モスクワ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

ユーザーレビュー

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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