粛清の王朝・北朝鮮 金正恩は、何を恐れているのか

羅鐘一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492212332
ISBN 10 : 4492212337
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;19

内容詳細

金王朝の婿として、金日成、金正日、金正恩と、三代の最高指導者に仕えながら、無惨な最期を遂げた張成沢。権力の中枢を知りすぎた男の人生から明らかにする、金王朝の真実!

目次 : 序章 独裁国家で粛清される、ナンバー2の宿命/ 第1章 失敗の本質―権力継承制度の欠如/ 第2章 「神の娘」との恋愛と、粛清・出身成分による独裁強化/ 第3章 金正日の権力闘争/ 第4章 上昇する権力―張成沢、金正日に仕えて第二の権力者に/ 第5章 取り残される北朝鮮と、危険な越権行為/ 第6章 ナンバー2としての苦悩―悪化する情勢と、改革不能な矛盾した権力/ 第7章 南北関係の変化と、金正日時代の終焉―切迫する後継者問題/ 第8章 権力継承制度なき国家の宿命―「唯一的領導体系」への固執と粛清/ 終章 北朝鮮は、改革・開放に導く、唯一の人物を失った

【著者紹介】
羅鐘一 : 1940年ソウル生まれ。ソウル大学政治学科卒業。英国ケンブリッジ大学で政治学博士号取得。慶煕大学政治外交学科教授、慶煕大学院長(学長)、国家安全企画部第一次長、国家情報院海外・北韓(北朝鮮)担当第一次長、国民会議外交安保担当総裁特別補佐、民主党総裁外交安保特別補佐、駐英大使、大統領青瓦台国家安保補佐官などを歴任。2004〜07年に駐日大使を務めた。現在、韓国・嘉泉大学教授

ムーギー・キム : 1977年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA(経営学修士)取得。大学卒業後、外資系金融機関、大手グローバル・コンサルティングファーム、外資系資産運用会社を経て、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。現在、シンガポールでベンチャー投資支援企業を経営。英語・中国語・韓国語・日本語を操る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    ○張成沢を中心に据えた金王朝の歴史でありほとんど知らないことばかりなので面白かったです。

  • Naranja さん

    邦題は『粛清の王朝・北朝鮮』となっているが、原題は「The Road of 張成沢=チャン ソンテクの道」であり、金日成・正日・正恩の3世代に仕え、2013年に正恩によって粛清された張成沢の物語。日成の娘に熱烈なアプローチをされ、日成の猛反対を(娘が)押し切る形で結婚。政治家としては有能だったようで、国外へ出ることも多かったため、国の行く末を案じていた。彼がいれば本当に体制の転換が叶ったかもしれない、しかしそれ故に処刑されてしまったのだ。現在、情勢が非常に危うくなっているが、本書は想像以上に面白く読めた。

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羅鐘一

1940年韓国ソウル生まれ。英国ケンブリッジ大学Ph.D.。慶煕大学教授、国家情報院海外・北朝鮮担当次長、大統領秘書室国家安保補佐官、駐日本大使、又石大学校総長など要職を歴任。現在は漢陽大学、国防大学、嘉泉大学碩座教授

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