ケインズ 最も偉大な経済学者の激動の生涯

ピーター・クラーク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784502212512
ISBN 10 : 4502212512
フォーマット
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;20

内容詳細

世界の政治と経済が混乱する時代に、ケインズは、何を考えどう生きたのか。彼の多彩な交流や、人間的側面も交え、『貨弊論』から『一般理論』へと昇華したケインズ経済学形成の過程を読み解く。イギリス史の泰斗ピーター・クラークが描き出す、巨星ケインズの新たな伝記!

目次 : イントロダクション ジェットコースターのような評価/ 第1章 「宗教と不道徳」ジョン・メイナード・ケインズ 1883年‐1924年/ 第2章 「天空の最左翼で」ジョン・メイナード・ケインズ 1924年‐1946年/ 第3章 「長期では、われわれはみな死んでしまう」経済政策の再考察/ 第4章 「アニマル・スピリット」経済理論の再考察/ エピローグ イギリス・ケインジアンとアメリカ・ケインジアン

【著者紹介】
ピーター・クラーク : ケンブリッジ大学のイギリス近現代学の教授であり、トリニティー・ホールのマスターであった。カナダ人の作家である妻のマリア・ティペットと、イギリスのサフォークおよびブリティッシュ・コロンビアのペンダー・アイスランドに住んでいる

関谷喜三郎 : 1950年生まれ。日本大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、日本大学商学部教授

石橋春男 : 1944年生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、松蔭大学経営文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    ケインズの文献は伝記や解説書を含めてかなり読んでいます。伊東光晴、吉川洋先生、ハロッドなど様々なものが多くありますが、どちらかというとこの本は理論よりもケインズの生涯に重点を置いた本であると思われます。ケインズのかなり若かりし頃までが書いてあるので、ゴシップ的な感じも若干は受けますが、人間らしさを抱いていてそれはそれでいいと思いました。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    2009年初出。『平和の経済的帰結』(1919年)は、当時のヴェルサイユ講和条約の欠陥について世論を喚起させるものであった。もっともらしさを感じさせるものであった(3頁)。ケインズは、景気が低迷しているときには、一層、慣習に囚われずに景気刺激策を実行するためのスポークスマンとなった(6頁)。ケインズのライバルは、ミルトン・フリードマン(22頁)。ケインズはマルクスが亡くなった年に生まれている(32頁)。アルフレッド・マーシャルは『経済学原理』(1890年)を出版し、版を重ねていた最古参の教授。

  • masabi さん

    【概要】ケインズの生涯と経済思想の変化を追う。【感想】理論面だけでなく行政官として、金本位制の離脱、対米借款、ブレトンウッズ体制の構築を実現した他に編集者や会計官など様々な分野で一流の実績を残した。ブルームベリーの交流を通じて文芸や芸術にも造詣が深いなど多才である。ケインズは意見を変えることが多分にあり批判も受けたが、現実・事実が変わればそれに応じて意見を変える誠実さを有している。誠実と洞察力の結実が主著の一般理論であり、時代を超えても影響力を持つ理由だろう。

  • スプリント さん

    経済学の偉人ケインズの伝記です。貨幣論から一般論へと昇華する過程が比較的平易な文章と、業績に絡めて説明されており分かりやすかったです。時代によって評価されたり非難されたりしますが忘れ去られることはないでしょう。

  • 阿輸迦 さん

    乗数理論とか天才ケインズの瞬間的ひらめきで生まれたと勝手に思っていたが、熟考の末に生まれたんだね。

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ピーター・クラーク

ケンブリッジ大学のイギリス近現代学の教授であり、トリニティー・ホールのマスターであった。カナダ人の作家である妻のマリア・ティペットと、イギリスのサフォークおよびブリティッシュ・コロンビアのペンダー・アイスランドに住んでいる

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