12歳の少年が書いた量子力学の教科書

近藤龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860645137
ISBN 10 : 4860645138
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
319p;21

内容詳細

10歳にしてあらゆるジャンルの本を読み漁り(年間3000冊)、自分の志す道は物理学にあると考えるに至った著者が、独学で量子力学を学ぶ上で感じた「こんな本があれば」という想いを形にした渾身の一冊。入門者が数式を飛ばして読んでも概要を理解できる!

目次 : 第0章 量子力学とは何か―最も基本的な事柄/ 第1章 万物の根源―量子力学の誕生/ 第2章 前期量子論―古典力学の破綻/ 第3章 数学的定式化―量子論から量子力学へ/ 第4章 内在的矛盾と解釈問題―量子力学は正しいか?/ 第5章 量子力学の先へ―範囲拡大/ 第6章 近未来的応用への道―量子力学の利用

【著者紹介】
近藤龍一 : 2001年生まれ。12歳のとき、『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』の執筆を開始し、完成させる。その後は場の量子論の研究を始める。現在、都内の中高一貫校に通う高校1年生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yomineko@猫と共に生きる さん

    本当に著者が12歳の時に書いたのか信じられない位の内容の充実ぶり。元々量子力学に興味があったので読んでみた。沢山の文献を参照し、パソコンが使えなかったため原稿は手書きというのにも驚き。Amazonの書評では「参考文献の寄せ集め」という批判が多く見られ著者が気の毒になった。この本を読む前に三角関数、微分・積分・偏微分、線形代数、行列等の知識を再確認してから読むと、更に内容が明確になって来る。とても楽しめて読めたと思いながらも著者の天才ぶりに感動。皆様と私同様、読書が大好きなのだそうで、将来が楽しみです!

  • デビっちん さん

    量子論についての入門書と専門書のギャップを埋めることを目的とし、12歳の少年が執筆した本でした。量子論の成り立ちから、進化の過程、将来の活用にまで触れられていました。この内容を独学し、12歳という年齢で書き上げたことに脱帽です。入門書を何冊か読んでいなかったら、ほとんどついていけなかったかもしれません。逆に考えると、入門書を読んでいれば楽しめると思いました。こういう凄い人が日本にもいることを誇りに思います。

  • チェアー さん

    「数式がわからなくとも量子力学が分かる」という触れ込みはうそ。数式が半分くらいを占めており、そこを読まなければ単なる量子力学史になってしまうのでもったいない。一定の知識を持つ人が読むべき本。「12歳が書いた」と出版社がうたいたい気持ちはわかるが、内容では年齢と関係した項目はまったくない。筆者はまっすぐ成長してほしいと思う。

  • 記憶喪失した男 さん

    前半は非常に名調子なのだが、行列が出たあたりからわけがわからなくなり、シュレディンガー方程式もどのように導かれたのか理解できなかった。後半が難解すぎてわからなかった。 著者は量子力学の本だけで参考文献を109冊ほど挙げている。

  • 伊藤 さん

    リチャード・ファイマンの言葉が印象的 「もしも今何か大異変が起こって、科学的知識が全部なくなってしまい、たった一つの文章だけしか次の時代の生物に伝えられないとしたら・・・それは原子仮説だろうと思う」 過去の天才達が「原子仮説」にたどり着くまで長い年月と労力がかかったことが伺える。そう考えると難しい学問でも感謝して学ばなければならないと思った。

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人物・団体紹介

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近藤龍一

2001年生まれ。2018年孫正義育英財団2期生に選出。翌年より正会員。2020年から自由な研究時間を確保するため英国Open University,School of Physical Sciencesに在学。専攻は理論物理学。現在の研究テーマはフレーバー物理学、余剰次元など(本データはこの書籍が

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