煩悩の子 双葉文庫

大道珠貴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575519976
ISBN 10 : 4575519979
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
190p;15

内容詳細

桐生極、小学五年生。膨らみはじめたココロと身体に翻弄され進むは、大人への階段か? いや、それとも――。世界と向き合いはじめた少女の瑞々しい感性を、シニカルなユーモアで描いた青春小説。

【著者紹介】
大道珠貴 : 1966年福岡県生まれ。県立福岡中央高校卒業。2000年「裸」で第30回九州芸術祭文学賞受賞。同作、「スッポン」「ゆううつな苺」3作すべてが芥川賞候補となり、話題になる。2003年「しょっぱいドライブ」で第128回芥川賞、2005年『傷口にはウォッカ』で第15回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふう さん

    言葉にできるかできないかの違いで、子どもも本人が知らないうちにいろいろなことを感じ、考えているのでしょうね。半世紀以上も昔の子ども時代を思い出し、子どもも大変、なんて考えながら読みました。多分、今の子どもはもっと大変なんでしょうね。なんにも考えずに外でたくさん遊んでおいで、と言ってあげたいけど。 親や先生は一番身近な大人。なんだかんだ言っても、やさしい目で見てくれているからいいけど、大人もちゃんと考えなくちゃ、と反省させられます。

  • たなかはん さん

    表紙になんとなく惹かれて、しょっぱいドライブと一緒に購入。家庭環境に若干難があり、小5にして醒めた少女の話。この作家さんの持ち味なのか、この前のしょっぱいドライブに続いて、全編に漂うネガティヴな空気感で、前半の1人語り部分で挫折しそうになる。友達が出て来てから少し緩和されて読み切ったが、自分には合わないなと思った。

  • いっちょらるれ〜 さん

    子供の世界の矛盾や幼稚さ大人のズルさや弱さを織り込みながら進んでいく70年代のお話なのですが共感する部分より、こんなこと実際ある?と入り込めない部分が多すぎて最後まで楽しめませんでした。確かに、あんな事今やったら大問題だよーと思う先生はいましたが・・

  • 三日月 さん

    ちょっと風変わりな女の子が小学5年の1年間に成長していく姿を描いた物語。◇時代が私の小学時代とほぼ同じで、大人と子ども、クラスメイトと先生、ご近所との係わりはノスタルジーを感じる。人一人が1年間に大きな事件なしに当たり前に緩やかに成長するのは日常の中での小さな変化の連続。それを丁寧に描かれていると思った。

  • 次へ さん

    ものすごくシニカルな思春期小学児童のモノローグ。ひょっとして極は菩薩さまの化身ではないか?とまで思う。

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大道珠貴

1966年福岡県生まれ。県立福岡中央高校卒業。2000年「裸」で第30回九州芸術祭文学賞受賞。同作、「スッポン」「ゆううつな苺」3作すべてが芥川賞候補となり、話題になる。2003年「しょっぱいドライブ」で第128回芥川賞、2005年『傷口にはウォッカ』で第15回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞

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