“犠牲者”のポリティクス 済州4・3/沖縄/台湾2・28 歴史清算をめぐる苦悩 プリミエ・コレクション

高誠晩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784814000760
ISBN 10 : 4814000766
フォーマット
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
258p;22

内容詳細

済州島4・3事件―3万人もの島民が軍や右翼に虐殺され、反共体制下の韓国で語ることもタブーとされた事件に、ようやく国家が謝罪し、真相究明と補償がなされた。しかしそこで生じたのは、誰を慰霊するかを巡る新しい差別であった。沖縄戦や台湾での事件にも触れながら、国家による大量死の「犠牲者」が国家によって認定されるポリティクスに迫る。

目次 : 「移行期正義」と「大量死」の意味づけ/ 第1部 済州4・3事件(死者から「犠牲者」へ/ 記念施設をめぐる記憶のポリティクス/ 公的領域における「大量死」の意味づけ/ 家系記録から読み直す虐殺以後)/ 第2部 沖縄戦と台湾2・28事件(沖縄戦の「戦後処理」と「戦死者の戦没者化」/ 台湾2・28事件を書き残す営み)/ 過去克服への取り組みとローカル・リアリティ

【著者紹介】
高誠晩 : 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。1979年済州島生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)。済州4・3研究所、大阪市立大学人権問題研究センター、立命館大学生存学研究センター等を経て、現職。専攻は歴史社会学、文化人類学、東アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高誠晩

立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。1979年済州島生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)。済州4・3研究所、大阪市立大学人権問題研究センター、立命館大学生存学研究センター等を経て、現職。専攻は歴史社会学、文化人類学、東アジア研究(本データはこの書籍が刊行された

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品