チェコ語の語りと音楽が交じり合う、おとぎ話の世界
チェコの新世代女性ピアニストがサウンドトラック的に誘う、おとぎ話の世界。
この国には動物をモチーフにした木製のおもちゃが根付いていて、子供やその親に親しまれています。『木製人形の物語』と題された本作は、男性のナレーションを軸に、ベアタ・フラヴェンコヴァーが書いた音楽をピアノ、ベース、バンジョー、ハープのミュージシャンと、男女ヴォーカリストが演じる内容。チェコ語の語りを理解することは難しいのですが、リズミカルな発声は意味がわからずともサウンドとしての魅力があって、挿入される楽曲との相乗効果によってエキゾチックな気分を味わうことができます。元々は子供のために書かれた物語が、歌唱と演奏が加わったことによって、大人のための鑑賞音楽へと姿を変えた趣があります。
ラジオ小説のような感覚で楽しむのがふさわしい2枚組。耳を傾ければ、異国の文化を自然と吸収できるはずです。(輸入元情報)
1. Hodiny
2. Pracka
3. Karneval
4. Kuchyne
5. Prdlefuc
メンバー:
Ivan Trojan(narrator), Beata Hlavenkova(p, vo), Lenka Dusilova(vo)
Milan Cais(vo), Petr Ostrouchov(banjo, vo)
Hedvika Mousa Bacha(harp), Rastislav Uhrik(b)
Jiri Slavicek(ds), Patrick Karpentski(ukulele), Jan Jiran(director)
Audio-book of stories for kids with songs by Beata Hlavenkova