スノーデン 日本への警告 集英社新書

エドワード・スノーデン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208764
ISBN 10 : 4087208761
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
200p;18

内容詳細

米国政府が行っていた大量監視の実態とメディアの役割等をあのスノーデンが明快に解説。後半はスノーデンの顧問弁護士や公安事件に詳しいジャーナリストら日米の精鋭が、監視問題の議論を深める。

【著者紹介】
エドワード・スノーデン : 1983年生まれ。CIA、NSA及びDIAの元情報局員。アメリカ政府が無差別監視をしている実態等を暴露した2013年6月の「スノーデン・リーク」で世界を震撼させた。2014年より「報道の自由基金」理事

青木理 : ジャーナリスト

井桁大介 : 弁護士。あさひ法律事務所。JCLU会員

金昌浩 : 弁護士(日本及びNY州)。ムスリム違法捜査弁護団団員

ベン・ワイズナー : ACLU常勤弁護士。スノーデンの法律アドバイザー

マリコ・ヒロセ : NYCLU常勤弁護士。米国のムスリム事件の原告代理人

宮下紘 : 憲法学者。専門はプライバシー権。中央大学総合政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のっち♬ さん

    端末など監視システムが安価になり、今やインテリジェンス情報を交換する関係の日米。スノーデンは政府の圧力に屈するジャーナリズムや報道のあり方、国民の無知と無関心が助長する政府の秘密主義が民主主義崩壊を齎すと警告する。国民が日本政府への監督を怠るほど全体主義は拡大していくだろうと。『暴露』に比べて目新しさは少ないが解説は簡潔明快だ。ディスカッションでは透明性に対する米国の動きを紹介し、プライバシーとアイデンティティの関係を過小評価する日本国民の危機意識の低さを浮き彫りにする。民主主義の維持には行動責任が伴う。

  • ケイ さん

    スノーデン氏の前半の話は興味深いが、オリバーストーン氏の映画を見ればいいと思う。スノーデン氏は、自分が告発するとき共に闘ってくれたガーディアン紙やワシントンポスト紙の姿勢や態度をジャーナリズムだとよんでいるのだ。報道の正義、自由、政府からの規制への闘い…、それらはジャーナリズム側の正義があってこそ。今の日本の報道にどれだけそれが見られるか。スノーデン氏の話を前半に持ってきての後半は、トリッキーとも思える。自国の大臣の揶揄を、隣国の脅威を差し置いて報道する機関は、スノーデン氏の言葉にのっからないで欲しい

  • rico さん

    安全は大切。とはいえ、気がつけば、街の至るところに監視カメラがあり、携帯電話は位置情報を発信し続け、便利だから気軽に使っている電子マネーや交通系ICカードの利用情報はデータとして蓄積されており・・。スノーデンが告発した「悪夢」はすでに現実のものに。しかもアメリカと違って、マスコミ等のチェックがまともに機能していない。共謀罪まで成立してしまって、これからどうなるんだろう。気が滅入る。

  • akira さん

    新書。 なかなか興味深い。自己の利益よりも大局的かつ合理的な議論がされていて読み応えがある。 ここでひとつ理解することがある。詳細な具体的な内容よりも抽象的なデータの方がいろいろと分かるという事実。データというものの捉え方が大きく動いている近年、ものの見方自体を意識していく必要性を感じる。 「電話の通話内容とメタデータのどちらの価値が高いか」

  • マイケル さん

    911テロ後、テロ対策と名がつけばあらゆる監視も許される時代が来た。スノーデンが暴いた米国NSA(国家安全保障局)による情報収集の実態。プライバシーについて色々考えさせられる本。油断していると本書内で言及しているオーウェル「1984年」のような監視社会に。欧米ではムスリムに対する監視は当たり前に。日本の場合もオウムのテロを防げなかった反省から宗教団体も監視対象とすることが可能に。テロ対策は必要だがどこまでならOKか。技術の進歩によって将来SF映画「マイノリティ・リポート」のようなテロ予知システム誕生か?

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エドワード・スノーデン

ノースカロライナ州エリザベスシティで生まれ、メリーランド州フォートミードの影で育つ。システムエンジニアとして訓練を積み、CIA職員となって、NSA契約業者として働く。その公共サービスのため、ライト・ライブリフッド賞、ドイツ告発者賞、真実表明ライデンアワー賞、国際人権連盟からのカール・フォン・オシエツ

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