玉ネギとニンニクの歴史

マーサ・ジェイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562054008
ISBN 10 : 456205400X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
175p;20

内容詳細

主役ではないが絶対に欠かせず、吸血鬼を撃退し血液と心臓に良い。古代メソポタミアの昔から現代まで、玉ネギやニンニクなどのネギ族と人間の深い関係を描く。暮らし、交易、戦争、医療、魔術…意外な逸話を満載。レシピ付。

【著者紹介】
マーサ・ジェイ : ロンドンを拠点に、食や歴史に関するライターおよび編集者として活動している

服部千佳子 : 同志社大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kouro-hou さん

    アリウム属のすべて。栽培・保存しやすいため価格も安く、料理にも大量に使うけど、でも臭うから控えめにね、という人類の我が侭に大昔から付き合ってくれたタマネギ・ニンニクの仲間達の歴史と科学的な話が少々。古代エジプトの頃から貧乏人はタマネギ食え、という風習だったようだが、貧乏人はモツを食う機会も多かったので臭い消しとして丁度良かったそうな。そしてタマネギ大好き英国人が各植民地に伝え、カレーにも投入。ネギ大好き日本も鎖国明けにタマネギ襲来。気候も合ってすっかり定着、でもやっぱりネギが好き!と外人が語るのが面白いw

  • くさてる さん

    タマネギ、ニンニク、これらは「アリウム属」なる植物で、世界の500から600の種類が存在するとのこと。人間の歴史に欠かせない役割を果たしてきた植物だけど、主役になることはあまりない。そんなタマネギたちの歴史や種類、国によっての扱いの違い、トリビアにレシピまで、さまざまな視点から語った一冊です。日本でいちばん愛されている「アリウム属」は「ネギ」との記述にさもありなんと思ったり。

  • シルク さん

    お料理せんとて台所に立つ。その時玉ねぎがコロンとあると、イマジネーションが湧く――たっぷり薄切りにして、豚薄切り肉と一緒に生姜焼き、どだ! 甘くなるまで丁寧に炒めて、週末はカレーだ! それだけで立派にお味噌汁の主役を張ってくれる、あるいは厚めに切って塩、オリーブ油に漬けて……刺激的なドレッシングの出来上がり。豆腐に載せても美味し、ポップコーンに混ぜてもイケる。料理のバリエーションを無限に増やしてくれる、この便利な野菜。生で食べればピリリと舌を刺す、刺激的な存在。加熱すれば甘味が出る、それを料理に活用する。

  • 秋良 さん

    浮気がバレないよう、夫が帰宅する前にタマネギ食べとく(こんな口臭で浮気なんかするわけないでしょ?と)戦法が笑えた。中央アジアから始まり、広められるたびにその土地の料理に溶け込む名脇役のタマネギ。全方位愛され系!だって生でも煮ても焼いても揚げても美味しいもん。ただ、たまに切る時に滑って指がすっぱりお逝きになるのが問題だ。あの血の止まらなさといったらもう、タイムマシン用意してほしいレベル。

  • 鯖 さん

    小指の先くらいのタマネギの玉が付いた苗を今年植えてみたんだけど、半年で親指の先くらいになっただけであった…。農耕は大変だなあと改めて。そのタマネギは最古の栽培植物のひとつで中央アジア原産。日本には明治になって伝わる。ニンニクはキルギス共和国でそこから中国、朝鮮から平安時代に日本へと伝わった。同じ中央アジア原産でもだいぶ伝わる時期に違いがあるのだなあ。

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マーサ・ジェイ

ロンドンを拠点に、食や歴史に関するライターおよび編集者として活動している

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