秋山善吉工務店

中山七里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334911522
ISBN 10 : 4334911528
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
19

内容詳細

この爺ちゃん、ただものではない!? ゲーム会社を辞め、引き籠っていた史親の部屋からの出火で家と主を失った秋山家。残された妻の景子、中学生の雅彦、小学生の太一の三人は、史親の実家「秋山善吉工務店」に世話になることに。慣れない祖父母との新生活は、それぞれの身に降りかかるトラブルで災難続きの日々。 一方、警視庁捜査一課の宮藤は、秋山家の火災は放火だったのではないか、と調べ始める―― 大工の善吉爺ちゃん、大立ち回り!!昭和の香り漂うホームドラマミステリー。

【著者紹介】
中山七里 : 1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yunemo さん

    心優しき善人たちの物語、とでも評すればぴったりかな。古き佳き昭和ひとケタの職人、でも小さな頃に周りにこのタイプの爺さま、いました。ただひたすらに怖い存在。いつも無口で、顔が恐くてすぐ怒鳴る、でも正真正銘本音で生きていて。この爺さまと孫との関係、とてもじゃないが付き合っていられない、その反面で今風とは違う新鮮感、生き方の師としての価値観を見出すのでしょうか。このホームドラマに、宮藤刑事が絡まって、ミステリーに仕立ててしまいます。祖父母と家族3人vs宮藤刑事のやり取り、じんわり身に沁みます。それにしても残念。

  • fwhd8325 さん

    年寄りの言うことは聞いておくもんだ。そんなことを言われたことが何度もあります。善吉さんは、昔なら、こんな爺さんたくさんいたと書かれているように、町のコミュニティの一つだったと思います。中山さんは、こんなキャラクタを誕生させておいて、この展開は、ちょっと切ないな。

  • takaC さん

    一章の太一編、二章の雅彦編、三章の景子編を読んでるうちはそんな話に展開するとは思ってもいなかったので、四章の宮藤編、五章の善吉編は急転直下感大だった。中山小説だと終わり方はこれ一択なんだろうけどあまりすっきりしたものではない。

  • ダミアン4号 さん

    やっばい…また一気読みしちゃった!面白い!面白かった(笑)随分、昔に見たテレビドラマの配役で登場人物が脳内再生!(善吉=いかりや長介、雅彦=二宮和也、太一=神木隆之介)今時、こんな昔気質の一本筋の通った爺さんなんていないとは思うけど…昔は確かにこういう人が身近にいたよなぁ…何か相談したい事があっても中々切り出せず…晩酌を始めて少し機嫌が良さそうにになったのを見計らって話しかけるけどそんなのすっかりお見通しで、ビシッと厳しい一言を浴びせかけられたり(笑)怒鳴られれば怖いけどそれ以上に信頼の置ける存在でしたね

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。頑固職人じいさんが主役の話。いい雰囲気醸し出してます。孫の世話と義理の嫁さんと息子の不慮の死により生活するようになって、人としての仁義を教えていく。連作短編集になっており、すべての人がハッピーエンドで良かった。

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中山七里

1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。幅広いジャンルを手がけ、斬新な視点と衝撃的な展開で多くの読者の支持を得ている。本シリーズの第一作『ヒポクラテスの誓い』は第5回日本医療小説大賞の候補作となり、WOWOWにて連続ドラマ化

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