日本と中国、もし戦わば 中国の野望を阻止する「新・日本防衛論」 SB新書

樋口譲次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797390759
ISBN 10 : 4797390751
フォーマット
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

日本vs中国、その現実味と詳細な予測―中国が海洋拡張政策を続け、アメリカの覇権に挑む姿勢を取る限り、アメリカはこれを受けて強硬策に出る。米中戦争の危険も高まっている。また中国が本気で尖閣、さらに沖縄を含む南西諸島をとりにきた場合、日本は勝てるのか?トランプ大統領のアメリカは本当に助けてくれるのか、自衛隊の戦力で太刀打ちできるのか―誰しも気になる疑問に、元・陸上自衛隊幹部学校長らが答える。

目次 : 序章 世界は第三次世界大戦前夜/ 第1章 「日中尖閣戦争」わずか5日で日本敗戦!?/ 第2章 尖閣諸島領有を目指す中国の執拗な手口/ 第3章 中国―「海洋大国」「世界帝国」への野望/ 第4章 南シナ海人工島の軍事要塞化を促進する中国/ 第5章 アメリカの「対中戦略」と「日本防衛」/ 第6章 日米とアジアが連携して中国の野望を阻止せよ

【著者紹介】
樋口譲次 : 元・陸上自衛隊幹部学校長、陸将。昭和22(1947)年1月17日生まれ、長崎県(大村高校)出身。防衛大学校第13期生・機械工学専攻卒業、陸上自衛隊幹部学校・第24期指揮幕僚課程修了、米陸軍指揮幕僚大学留学(1985〜1986年)、統合幕僚学校第9期特別課程修了。現在、日本安全保障戦略研究所運営委員長、偕行社・安全保障研究会研究員、日本戦略フォーラム政策提言委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keiトモニ さん

    日中尖閣戦争、僅か5日で日本敗戦です…では日本は今後どうすればいい?“大事なことは私達国民に尖閣諸島を守る意思があるかないかだ”☚朝日新聞は確か竹島は韓国にくれてやれというスタンス。“座して死を待つ危険性がある専守防衛の考え方を見直す必要…独立国家として限定的でも敵地攻撃力の保有を真剣に検討すべき時期…日本は今、極めて厳しい状況…平和ボケを払拭し時代の変化を認識すべき”☜と、賢明な人達が喚起しているにも拘らず…立民進と取り巻きが、耳触りのいい言葉を駆使し得意の自虐史観で市民を煽る…日本国民よ、目覚めよう!

  • James Hayashi さん

    元陸自幹部学校長、陸将が中心となって編集、17年著。ほぼ他書で触れられている事がカバーされている。「foreign policy」16年1月号に日中尖閣戦争のシュミレーション記事が載ったという。これによると5日で勝敗がつき日本は多大な犠牲を払うという。ランド研究所が下書きしたもので、米国政府は関わっていないので現実とは程遠いものと思われるが、日中は真摯に受け止める必要がある。元陸自幹部が述べている様に、現在の状況ではとても中国に対抗する事が出来ない。他国と連携しながら、防衛計画の見直し、予算アップ 続く→

  • babochan0517 さん

    対中国について取り得る施策について、国家政策〜作戦レベルまで、政策文書や要人発言をエビデンスにバランスよく、かつ終始落ち着いた筆致で記された好著。中国には、我々欧米型の民主主義国家には容易に理解できない「国家百年の計」がある。これを見誤ると、「経済的相互依存を踏まえると対中軍事衝突の可能性は低い」という国際関係論におけるリベラリズムが陥りがちな誤謬に嵌ることとなる。彼らにとって、中華帝国の再興としての領土拡大と経済的繁栄は、表裏一体である一方、ある意味「別腹」でもある点に留意したい。一読を薦めたい一冊。

  • くらーく さん

    本書が出版された当時より、さらに日中の差は広がっているだろうなあ。大事なのは、もし戦わば、ではなく、中国の野望を阻止するところですな。そのためには、中国が日本と戦うとやっかいだな、と思わせる事でしょうな。 ここで記載されている戦略については、素人なので判断つきかねますが、少なくとも同盟国も一緒に戦うと思わせないと。そして、日本と戦っていると他の方向(他国)が攻めてきて、中国が分割される脅威を持たせることでしょうなあ。 ロシア、インド、台湾、ベトナム等々との協力関係でしょかねえ。などと妄想しつつ読了。

  • aki さん

    米中もし戦わば[ピータ・ナヴァロ]と内容は同じ。防衛省のオブザーバの方々と米国の政策顧問の視点が同じことを確認できる。本書では、その他に自衛隊の部隊運用の変更点を確認できる。

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樋口譲次

1947年生まれ、長崎県出身。防衛大学校卒業(13期生、機械工学専攻)、陸上自衛隊の高射特科部隊等勤務。この間、米陸軍指揮幕僚大学留学、第2高射特科群長、第2高射特科団長兼飯塚駐屯地司令、第7師団副師団長兼東千歳駐屯地司令、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長等を歴任。2003年退官(陸将)。現在、日本

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