かんもくって何なの!? しゃべれない日々を脱け出た私

モリナガアメ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772613132
ISBN 10 : 4772613137
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;21

内容詳細

なんでクラスメイトと話せないんだろう?中学生になっても克服できないなんて…私ってダメなやつ!周りの人たちも自分も、「人見知りの激しい、とても大人しい子」だと思っていました。でも、ほんとは…場面緘黙症だったんです。

目次 : 1 緘黙の始まり―幼稚園/ 2 ひとりぼっちがふつう―小学校/ 3 友だちがいてもつらい―中学校/ 4 克服?後遺症?そして絶望―高校/ 5 仕事はキツイ 趣味はサイコー―社会人/ 6 ついに発覚!!―一人暮らし

【著者紹介】
モリナガアメ : 幼稚園入園を機に「話せない子」になる。19歳頃に同人活動にのめり込み、少しずつ立ち直る。二十代後半になり、色々調べていた所、偶然昔の自分が「場面緘黙症」だった事を知り衝撃を受ける。場面緘黙症を広めるため、WEBでコミックエッセイを公開した所話題となる。現在は同人活動だけでなく、雑貨やアクセサリーなどオリジナルの作品制作も行い、幅広く活動している

加藤哲文 : 上越教育大学臨床・健康教育学系教授。国立大学法人上越教育大学大学院学校教育研究科教授。上越教育大学心理教育相談室室長。筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了教育学博士。臨床心理士、学校心理士、特別支援教育士スーパーバイザー、専門行動療法士。現在、日本緘黙研究会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 美登利 さん

    2015年にらせんゆむさんの描いた場面緘黙症のコミックエッセイを読んでいます。ゆむさんもアメさんも家庭環境がとても似てる気がします。もちろんそれだけが原因では無いけれど、本当に辛い日々をよく我慢して耐えて耐えて暮らしておられたんだな。人前で話す事ができない症状がある彼女が販売や接客の仕事を選んだことが私には1番の驚きだったのですが、お客様とは普通に話が出来る。ただ同僚や上司とは話せない。自分を責め抜いて、それでも死にたくないと思って少しずつ進み、好きな絵を描く仕事につけたアメさんの行動に頭が下がります。

  • ゆみきーにゃ さん

    《図書館》場面緘黙症、名前は聞いたことあったけど、こんな辛い思いをされていたんだ。もっと気軽に読める内容と思っていた。本当アメさんが生きていてくれて良かった。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    著者が場面緘黙のことを知ったのは2015年ほんの2年前のことだった。それまでしゃべれないことを自分が悪いとか家庭環境が悪いとか思っておられたようだが、場面緘黙は生まれ持った気質らしい。高所恐怖症とかの恐怖症の一種らしい。そのことを本人も親も先生たちも知らなかったようで、あるいは知っていてもきちんとした対応がなされていなかったようだ。しゃべらないんじゃなくてしゃべれないのだ。誰が悪いわけではない。30年以上前にそんな子が一人いた。家では普通に話せるのに学校では話せない子。でもいじめられるでもなかったけれど。

  • M さん

    場面緘黙。不安障害のひとつで、生まれつきの性質によるものだそう。当事者である著者が発症した幼稚園入園時からの約20年間のその胸の内を書き起こしている。家庭環境に左右されるものではないとされているが、著者の場合は、家庭環境が劣悪。その為に症状が悪化したり長引いたりしているように見受けられた。高校生でアルバイト先でセクハラ行為を受けたことを母親に告げたときの応対なんか毒親の最たるもの。被害者が菓子折持って謝罪に行くとか、逆、ありえない。自分が悪かったのだ…とさらに負の悪循環に陥ってゆく著者が可哀想すぎた。

  • 小木ハム さん

    最近、場面緘黙という症状がある事を初めて知りAmazonでポチリ。著者はその当事者で半生を漫画にされているのだけど、かわいい絵柄とは裏腹に重い。なかなかキツイ家庭環境に加え、必要以上に気を遣ってしまう性格、『自分さえ耐えればいい』という過度な自己抑圧によって症状はどんどん悪化。高校で一旦克服されるがそれは『偽りの自分』であることに気付き、その不自然さに自己嫌悪。社会人になってもそれは止まらず、自分死ね、死ねの嵐。いやキツイです。場面緘黙の名前を知ること、漫画を描くことによって著者は鎖から解放される。

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モリナガアメ

幼稚園入園を機に「話せない子」になる。19歳頃に同人活動にのめり込み、少しずつ立ち直る。二十代後半になり、色々調べていた所、偶然昔の自分が「場面緘黙症」だった事を知り衝撃を受ける。場面緘黙症を広めるため、WEBでコミックエッセイを公開した所話題となる。現在は同人活動だけでなく、雑貨やアクセサリーなど

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