老いる東京 角川新書

佐々木信夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040820088
ISBN 10 : 4040820088
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
240p;18

内容詳細

築地市場移転や五輪施設問題ばかり話題になるが、首都・東京の生活都市としての寿命は待ったなし。待機児童、高齢者対策に加え、建設から50年以上経つ道路や橋などインフラの劣化も進んでいる。“大都市は豊かだ”時代の終えん。周縁部から限界集落化が始まるニュータウンなど、深刻化する東京の諸問題に、都政を長年見てきた著者が切り込む。

目次 : 第1章 なぜ“第3の東京論”なのか/ 第2章 人口減少による構造的な問題/ 第3章 東京の構造をどう変えるのか/ 第4章 老いる東京“少子高齢化”の罠/ 第5章 東京の働き方改革、人間福祉/ 第6章 劣化する東京の“都市インフラ”/ 第7章 ニュータウンの落日、再生/ 終章 これからの日本をどうする

【著者紹介】
佐々木信夫 : 1948年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。法学博士(慶應義塾大学)。東京都庁企画審議室など16年勤務。89年聖学院大学教授に転身、94年から中央大学教授(大学院経済学研究科・経済学部教授)。専門は行政学、地方自治論。慶應義塾大学、明治大学、日本大学各講師。政府の第31次地方制度調査会委員、日本学術会議会員、大阪府市特別顧問など兼任。日本都市学会賞、NHK地域放送文化賞受賞。テレビ出演や新聞へのコメント、地方講演なども多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 百木 さん

    人もインフラも老いていく東京(ひいては日本)をどう考えていくか。健康年齢の伸長を背景に定年延長や高齢者の活躍の場の可能性。経済都市から生活都市への転換。空き家、廃施設の再活用に向けた行政への規制緩和の提案など。東京一極集中に対する考え方を積極的肯定/消極的肯定/否定といったような形で数パターンに分類し、筆者からは国鉄民営化の際のイメージを思い描きながら全国10州程度の新たな区分制度、大阪副首都案を提唱。近々に抱える問題について解説し一定の考えも述べられていて参考になった。

  • 三上 直樹 さん

    元東京都職員であり地方政治の第一人者である佐々木信夫さんによる、2020以降の東京が急激に高齢化して劣化しかねない予測を明らかにし、その対策を提言した内容。小池ブームに対する嫌悪感を見え隠れさせながら、唐突な改革案をぶつけるというやり方で東京大改革に対峙できるのか、まずは第一次試験となる都議選に注目です。

  • 二人娘の父 さん

    老いていく都市・東京。着眼点は良かったが結論は「道州制」。まぁ理屈は分かるが、納得できない。

  • 喝采と激情の新卒(手取り1X万) さん

    東京、ひいては地方が抱える問題について。インフラ老朽化、待機児童、少子高齢化、災害、空家問題など課題が山積みではあるが中には発想の転換による意外な解決策もあるんだなと感嘆させられる事例も。決して楽観視はできないだけに、しっかり問題と向き合う事が大事と感じさせられた。

  • KBOSN さん

    終章で持論・提言を詰め込みすぎw 編集がイマイチだなぁ。

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佐々木信夫

1948年岩手県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。法学博士(慶應義塾大学)。東京都庁に16年勤務。89年聖学院大学教授、94年〜2018年中央大学教授。現在、中央大学名誉教授。政府の地方制度調査会委員、日本学術会議会員のほか、慶應義塾大学、明治大学、日本大学、埼玉大学で講師を歴任。テレビ出演

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