フリードリヒ・シュレーゲルの「生の哲学」の諸相

酒田健一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784275020574
ISBN 10 : 427502057X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
692p;23

内容詳細

ヘーゲルに始まりカール・シュミットにおいて絶頂を極める「シュレーゲル・バッシング」をその基層とする延々たる毀誉褒貶の歴史の谷間を、「善にして同時に偉大なるものはすべてパラドックスである」を生前、死後の旗印として渡り歩いて今に到った一思想家の「迷路歴程」。

目次 : 第1部 本論(回顧と総括、生と生成の論理学・環境のエンツィクロペディー/ 予見的批評、あるいは「絶対的解釈学」の構造/ イロニーの風景(一)ロマーン理論のディテュランボス的基層/ イロニーの風景(2)「鉄のやすり」、あるいは「レッシング論」という武器/ イロニーの風景(三)ヘーゲルの鉄槌、怒れる「絶対精神」の闇/ 秘儀としての観念論、あるいは「超越的曲線」/ 法衣のデミウルゴス―ある世界生成論の曲折と挫折/ インドとヘブライとの狭間で―幻想の言語起源論と言語ピラミッド論/ シュレーゲル・コントラ・シュレーゲル、あるいはせめぎ合う両神話論)/ 第2部 補論(ゲオルク・ジンメルの「生の哲学」との類縁性/ フリードリヒ・シュレーゲルの「エンツィクロペディー」概念をめぐる二篇の論考―ハンス‐ヨアヒム・ハイナー『フリードリヒ・シュレーゲルの全体性思考』と、エルンスト・ベーラー『フリードリヒ・シュレーゲルの文芸学のエンツィクロペディーとヘーゲルの哲学的諸学のエンツィクロペディーとの対比』/ 楕円の思想、スピノザとフィヒテの綜合、あるいはフィヒテの中のスピノザ/ ヘルダーの遺産、見送る者と引き継ぐ者/ ディテュランボス、憑依と狂気、ニーチェとの交差/ 「ヘーゲルの鉄槌」をめぐる応酬―エルンスト・ベーラーとカール・ハインツ・ボーラーの反論、ヘーゲルからのあり得べき再反論、フリードリヒ・シュレーゲルの永遠の屈託/ シェリングとの競合、「無底」の深淵を挟んで)

【著者紹介】
酒田健一 : 1934年生、1965年早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程修了、早稲田大学文学部教授を経て、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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酒田健一

1934年生、1965年早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程修了、早稲田大学文学部教授を経て、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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