誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命 星海社新書

数土直志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061386112
ISBN 10 : 4061386115
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

20年ぶりの大転換が、静かにはじまっている

製作委員会を立ち上げてお金を集め、深夜にTV放送し、DVD・ブルーレイを売って回収する――この20年の間、日本のアニメ業界を発展させてきたビジネスモデルが大きな転換点を迎えている。変化のきっかけをつくったのは、潤沢な資金を惜しみなく投入する中国、そして、Netflix・Amazonをはじめとした、定額映像配信サービス企業だ。彼らの登場によって戦局は大きく変化し、混迷している。本書は、15年にわたって日本のアニメを取材してきた現役のジャーナリストが、激変する日本のアニメをとりまく状況を分析し、未来を予測する1冊である。主役もいなければ正解もわからないこの時代をサバイブするのは誰だ……!?

【著者紹介】
数土直志 : ジャーナリスト。メキシコ生まれ、横浜育ち。アニメーションを中心に国内外のエンタテインメント産業に関する取材・報道・執筆を行う。大手証券会社を経て、2002年にアニメーションの最新情報を届けるウェブサイト「アニメ!アニメ!」を設立。また2009年にはアニメーションビジネス情報の「アニメ!アニメ!ビズ」を立ち上げ、編集長を務める。2012年、運営サイトを(株)イードに譲渡。2016年7月に「アニメ!アニメ!」を離れ、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サイバーパンツ さん

    日本アニメと中国資本の関わり、配信ビジネスの収益モデルについて、ポスト宮崎駿問題とプロデューサーの役割、TOHOやアニプレックスらの企業戦略、世界でのジャパニメーションの受容のされ方など、アニメ制作にまつわる現在の状況とこれからの業界動向の予測をビジネスの観点からまとめた本。2017年の業界状況を鳥瞰的に眺めるには良いと思う。RWBYみたいな海外の感性で日本アニメスタイルを取り入れた作品が増えて、そっちの方が現地で人気になるということは今後どんどん起こりそう。

  • GEO(ジオ) さん

    これからのアニメ業界を変えるかもしれないものとして、著者が注目している要素がいくつか紹介されている。 少し前まで確かに日本のアニメ会社の下請けに過ぎなかった中国の影響がここまで大きくなるとは、予想もできなかった人も多かったんじゃないかなあ……。

  • スプリント さん

    低賃金業界なので海外労働力に頼っていく流れは予想できましたが資本も海外資本に頼らざる得ない状況なのですね。ネット配信が主流となり、音楽業界同様、メディア媒体が売れなくなってきた今、やはりグッズや限定アイテムで収益を上げる方向になるのでしょうか。

  • ののまる さん

    中国資本なぁ。。

  • へんかんへん さん

    自分の世界認識をアップデートさせる方法を探している

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数土直志

ジャーナリスト。メキシコ生まれ、横浜育ち。アニメーションを中心に国内外のエンタメ産業に関する取材・報道・執筆を行う。大手証券会社を経て、2002年にアニメーションの最新情報を届けるウェブサイト「アニメ!アニメ!」を設立。また2009年にはアニメーションビジネス情報サイト「アニメ!アニメ!ビズ」を立ち

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