リチャード・サスカインド

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プロフェッショナルの未来 AI、IoT時代に専門家が生き残る方法

リチャード・サスカインド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784023315655
ISBN 10 : 4023315656
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
446p;20

内容詳細

「人間がまったくいらない世界」か「人間に他の役割が与えられる世界」か!?「テクノロジーを基盤としたインターネット社会」においては、知識の生産・流通のあり方が大きく変わる。医療、教育、ジャーナリズム、経営コンサルティング、監査、建築などのプロフェッショナルの働き方の未来を、オックスフォード大学の権威が緻密な理論で解き明かす。

目次 : 1 変化(なにが専門家に力をもたらしているのか/ 最前線からの報告/ 専門職に見られるパターン)/ 2 理論(情報とテクノロジー/ 知識の生産と配信)/ 3 予測(反論と不安/ 専門家の後に来るもの)/ 結論 私たちはどのような未来を望むべきか

【著者紹介】
リチャード・サスカインド : 大英勲章第4位、エジンバラ王立協会フェロー。執筆、講演活動を行うとともに、アドバイザーとして国際的なプロフェッショナルファームや、各国の政府を支援している。ソサエティ・フォー・コンピューターズ・アンド・ロー会長、英国首席判事ITアドバイザー、オックスフォード・インターネット・インスティテュート諮問委員会議長。著作は10カ国語以上の言語に翻訳され、40を超える国々で講演を行っている。グラスゴー大学およびオックスフォード大学ベリオール・カレッジ卒業

ダニエル・サスカインド : オックスフォード大学ベリオール・カレッジ講師。同校で教鞭をとる傍ら、研究活動を行う。同校で2つの学位(経済学)を取得。以前は英国の首相戦略室、首相官邸政策室で働き、内閣府上級政策アドバイザーも務めた。ハーバード大学ケネディ奨学生

小林啓倫 : 経営コンサルタント。獨協大学外国語学部卒、筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBAを取得。その後外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きいち さん

    専門職の持つ特権が技術の進歩で失われる損失よりも、それによって皆が「実用的専門知識」にアクセスしやすくなる利益のほうが大きい、その確信のもと、プロフェッショナルのあり方が変わる未来を説く。課題は、例示される英国の医療制度のような、公共性が担保される仕組みの構築ではなかろうか。◇実は実力主義の色が濃い日本の場合(もともと学歴や肩書では欧米より稼げない)今の姿と同質かも。より複雑化していく将来、共感性やプロセスデザインといった新たな力を身につけた専門家が活躍しやすくなるのでは?警鐘よりも希望の書として読めた。

  • suoyimi さん

    本書は2017年9月に発刊されましたが、原著は2015年に出版されています。本書のテーマであるAIやIoTの話題はどんどん進んでいますので、2年も前の本が翻訳されてからやっと読むようでは遅いなぁ〜としみじみ思いました。400ページ程度の厚い本ですが、示唆に富んだ内容が多く含まれています。 本書では、専門家(プロフェッショナル)の仕事を小さいタスク単位に分割し、分業したり、コンピューターや機械に任せて自動化することで、専門家にしかできない一部の作業にだけ集中できる、とあります。

  • ただの人間 さん

    タイトル通り、これからの専門家のあり方を特にテクノロジーとの関係で論じていた。 現状に関する論述では、各種専門家の現状についての豊富な例証があり、機械の可能性についての認識を改めさせられた。また、理論面では経済学や(政治・法)哲学の知見をも導入した考察がなされており、興味深かった。他方、責任という観点が(本書の範囲でないと意識的に断っていたとはいえ)考察から除外されていたのには(特に責任の大きい専門家への関心から本書を読んだ人間からすると)やや不満が残った。

  • fourthwindow さん

    こちらは技術面のあれこれはよく知っているので、そこは冗長かなあ。専門家のサービスも段々と機械化されていくのだろうが、対面という価値は高額化していくのか。

  • K さん

    プロフェッショナルどうこうというよりも、それはいま士業とかやってる一部の人の贅沢な不安であって(享受している社会的ステータスとか収入を維持できなくなる、みたいな)、そんなことより教科書の内容を正しく理解できる生徒の割合が低いという調査結果が出ている現実を見るに、AIを使いこなす側に行く、AIの誤りに気づいたりそれをただしたりできる人材が不足するという危惧をふまえて、全体の学力レベルを上げるようなことの方がよっぽど、社会不安の解消に寄与するんだろうなと感じた。

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リチャード・サスカインド

大英勲章第4位、エジンバラ王立協会フェロー。執筆、講演活動を行うとともに、アドバイザーとして国際的なプロフェッショナルファームや、各国の政府を支援している。ソサエティ・フォー・コンピューターズ・アンド・ロー会長、英国首席判事ITアドバイザー、オックスフォード・インターネット・インスティテュート諮問委

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