優しい水

日明恩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198643621
ISBN 10 : 4198643628
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
20

内容詳細

両親の離婚を機に母の故郷へと引っ越してきた中学生の石塚洋は、近所の川で捨てられたと思しき熱帯魚を見つけた。洋は魚の引き取り所の存在を知り持ち込もうとするものの魚は全滅してしまう。悲しみにくれる洋だったが、魚を入れていたバケツの水の中に“白いもやもやしたもの”を見つけ「魚を殺した原因かもしれない」と観察を始めた。そして喧しい近所の犬、仲良くなれない友達にその水を飲ませることにして…。少年の好奇心によってもたらされた見えざるモノが日本を揺るがす!

【著者紹介】
日明恩 : 神奈川県生まれ。日本女子大学卒業後、2002年『それでも、警官は微笑う』で第25回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    日明さんらしいボリュームでイイ感じでした。でもタイトルはなぜ優しい?。

  • ゆみねこ さん

    誰かが近所の小川に捨てた熱帯魚、それをすくって持ち帰った少年。魚はすぐに死んでしまい、残った水の中には白いモヤモヤした謎の微生物が…。とても怖いお話でした。タイトルは真逆で皮肉に満ちています。実際、私たちが知らないだけで、恐ろしいものが身近にいるのかも?怖い、怖い。。

  • うどん さん

    題名と中身が全く正反対でした。かなり怖い内容でした。プロローグはどういうことなのかわからずじまいでした。でも、面白かったです。

  • kei302 さん

    バイオホラー。静かに神経細胞を破壊する作用をもつ何か。 コロナ禍の今 読むと、冒頭の新聞記事から、あの白いもやもやしたものは“変異”し続け、人の心を蝕むウイルスになってしまったことが分かる。 功名心から日本に持ち込んだ研究者が一番悪いのだが、 それを使って悪事を思いつく人間がいること、これも“変異”のひとつだ。 「崩壊の序曲は 13歳の好奇心だった……。」石塚洋がたどる運命に何ともやりきれない気分になり読み終わる。

  • ren5000 さん

    いつもの日明さんっぽくなくてこんなお話も書けるんですね。ちょっぴりイヤミスも入っていてびっくりです。しかしフィクションとはいえ現実にも起こりうる感じもあり恐ろしいお話でした。最後は結構あやふやに終わってしまったので気持ち悪さが残ったけどこれはこれでありなのかもね。この優しい水ってタイトルは鬱陶しいやつを大人しくするって意味のなのかなと勝手に解釈しました。そういう意味であと何人かは飲んで欲しい人がいたけどなあ。←ダメでしょ!

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日明恩

神奈川県生まれ。日本女子大学卒業。2002年『それでも、警官は微笑う』で第25回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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