すしそばてんぷら ハルキ文庫

藤野千夜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758440646
ISBN 10 : 4758440646
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
278p;16

内容詳細

早朝のテレビ番組で、お天気お姉さんをしている寿々は、隅田川のそばで祖母とふたり暮らし。おばあちゃんには、ノシたこ、おにぎらーずなど、おやつまでも作ってもらっていた。そんな彼女が「江戸まちめぐり」ブログを開設することに。浅草の天ぷら、どじょう、うなぎ、寿司、神田のそば、王子の玉子焼きなどと出会い、寿々は料理もお店も街も人も、時間がずっとつながっていることを知り、日々の暮らしと人生の愛しさを感じるのだった。心も身体も幸せな長篇小説。

【著者紹介】
藤野千夜 : 1962年、福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、出版社に勤務。1995年『午後の時間割』で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。1998年には『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞を受賞。2000年には『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    ほっこり感よりほのぼの感の強い作品でした。そして、時の流れがゆったりと穏やかに流れる感じさえもします。寿々(すず)のおばあちゃんが、ちょっとおせっかいではありますが、iPadを駆使して料理するなんて、どことなくチャーミング!タイトル通り、すしそばてんぷらを食べたくなりますが、おばあちゃんの料理も食べたくなります。ただ飲んべえのしんごろには、すしそばてんぷら以外にお酒も出てきてほしかったかな(笑)東京に行って、お江戸の料理、あるいは東京の老舗の料理を食べたくなりますね(^^)

  • ポチ さん

    江戸時代から続いている本場の鰻、どぜう、てんぷら、そして江戸前寿司。…食べたくなった(^^)

  • よっち さん

    早朝のテレビ番組でお天気お姉さんをしている寿々が、事務所の発案で江戸まちめぐりのブログを開設することになり「江戸の味」を求めて歩き回る物語。小学生時代を過ごした下町で祖母とのんびりふたり暮らしをしている寿々。長く付き合ってきた人に婚約を破棄されたりでどこか元気のなかった彼女が、ブログ開設を機に新しい仕事が増えたり、iPadを駆使して検索するおばあちゃんや幼馴染と美味しい江戸の味に挑戦したりと、優しく人情味のある展開はとても良かったです。あまり進展しなさそうな幼馴染との関係含めて続編に期待ですね。

  • はる さん

    う〜〜ん、なんなんだろうな〜。抑揚もなく、終わったって感じ。幼なじみとの恋愛の噂でちょっとネットがざわついたようだが、特に問題もなくスルー。美味しそうな御飯は出てきたけどね。

  • はるぽん🐰道草中🐱 さん

    「食べ尽くしますよ!こんなにおいしいもの」〜文中にもあり帯にもあったこの言葉、「すしそばてんぷら」というタイトルもいいね。うん、美味しいものは食べ尽くしたい。私はラーメンのスープだって美味しかったら飲み干すからね(笑)この本は江戸のおいしそうな食べ物がいっぱいだ。でね、なんだかなぁ元気になれた。お天気お姉さんの寿々、粋で料理上手な寿々のおばあちゃん、寿々の幼なじみ寛太、この3人のシーンもよかった♪

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人物・団体紹介

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藤野千夜

1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒。95年『午後の時間割』で第14回海燕新人文学賞、98年『おしゃべり怪談』で第20回野間文芸新人賞、2000年『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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