教科書一冊で解ける東大日本史 光文社新書

野澤道生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334039639
ISBN 10 : 4334039634
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
236p;18

内容詳細

自身の授業を解説したホームページが受験生や歴史ファンの間で人気を得た日本史の高校教員が、好評の市民講座「東大入試で学ぶ日本史」の内容をもとに書籍化。オリジナルの「東大チャート」を埋めながら解けば、誰でも「歴史の本質」にたどり着く!受験勉強、ビジネスマンの学び直しに最適の一冊!

目次 : 0時間目 小学校の教科書で解くNHKドラマの主人公・吉備真備と遣唐使/ 1時間目 5世紀から10世紀へ 神様が仏様はじめました―仏教はいかにして日本に受け入れられたのか/ 2時間目 8世紀 次男房前、参議となる―官僚政治家藤原氏の躍進、ここに始まる/ 3時間目 12世紀から16世紀へ 遠くの身内より近くの他人―どう違うの?守護・守護大名・戦国大名/ 4時間目 14世紀 建武の新政―後醍醐天皇の恩賞は本当に不平等だったのか/ 5時間目 17世紀 江戸時代初期の朝廷と幕府―家康、天皇のお陰で神となる/ 6時間目 17世紀から19世紀へ 家康公はそんなつもりではなかったぞ―江戸時代、大船建造はなぜ禁止されたのか/ 7時間目 19世紀 長州征討と諸藩への影響―何、幕府が長州を攻める!?よし、長州に味方しよう!!/ 8時間目 激動の20世紀前半 石橋湛山の「一切を棄つるの覚悟」―協調外交はなぜ失われていったのか

【著者紹介】
野沢道生 : 1963年、愛媛県松山市生まれ。大阪大学文学部日本史学科卒。現在、愛媛県県立学校教員(日本史)。授業用の板書ノートの解説をホームページ(『日本史ノート』解説)で公開したところ多くの生徒の間で話題となり、他校や有名予備校の先生も参照する人気サイトとなる。当ページの「連絡窓口」を通じ、受験生の質問にも答えている。自身が土曜日に主催する市民講座「東大入試で学ぶ日本史」は老若男女の多くの参加者を得て、現在2期目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    「教科書をよく読んで歴史の本質を捉えれば答えは自ずから出てくる」のが東大の日本史。本質をとらえるのは良いとしても、文科省の歴史観を丸呑みするのもなんだかなぁと複雑な気持ちになった。文学部で日本史を専攻するような学生ならば、公式見解を覆す研究をして新たな歴史観を作ることも可能だろうけど、それ以外の学部の人にこの科目を試験に関するのはどうなんだろう?あと戦後の現代史については、ほとんど踏み込まれていないのはなぜだろうか?「世界でもっとも成功した社会主義国」の成立についても試験問題として課してほしい。

  • aloha0307 さん

    縦に時間軸、横軸には政治 外交 経済 文化...東大設問を通じて、充実の歴史探訪をさせてもらった。基本書:山川教科書 だけで模範答案に辿りつけるんだね(東大設問ですら)。年代・用語の暗記は結果付いてくるもので、歴史観をしっかりもっていないと、本質をつく設問には対処できないことがよくわかる。建武の新政 後醍醐天皇 の章は特にgood 同天皇のイメージが180度覆りました。

  • たか さん

    あえて各時代から満遍なく問題を選んだそうですが個人的には近現代にウェイトを置いてほしい

  • takeshi3017 さん

    東大の入試問題を読者にとかせ、日本史の理解に役立てる一冊。いきなり解くのは無理でも筆者オリジナルの「東大チャート」の穴埋めをしながら解くと自然と解答が導き出される。東大日本史は題名にある通り教科書に書かれていないものは出ない、と筆者は言う。そして限られた情報の中でいかに言葉を紡ぎ出すか、が問題のような気もする。ちなみに自分は東大チャートを見てもあまり正解しなかった。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou26702.html

  • yyrn さん

    学生が読むには打ってつけの本だろう。教科書レベルに載っている記述でも丁寧にたどれば、各時代のつながりや、歴史の筋道が見えてくるということを実例を挙げて詳しく教えてくれるので、読んでスッキリ!なかなか面白かったが、ただこのトシになると正解にいち早くたどり着くことよりも、その時代の流れに逆らおうとする人々のあがきや、本流にいながらも右往左往しつつ、どう転ぶか分からないが自分の信念を信じて突き進むぞ!なんていう姿に惹かれてしまうので、次は歴史小説を読むことにしよう。

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