クリスティー・ウィルコックス

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毒々生物の奇妙な進化

クリスティー・ウィルコックス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163906010
ISBN 10 : 4163906010
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;20

内容詳細

進化した毒は薬にもなる。世にも奇妙な毒々研究の世界。

目次 : 第1章 猛毒生物の遺伝子に挑む/ 第2章 最凶の殺戮者は誰だ?/ 第3章 注射するのはヘビの毒/ 第4章 人生を変える「激痛」/ 第5章 人食いトカゲの島へ上陸/ 第6章 骨の髄まで食べつくす/ 第7章 そのとき食物連鎖が逆転した/ 第8章 恐怖のマインド・コントロール/ 第9章 ミツバチの毒がHIVを殺す

【著者紹介】
クリスティー・ウィルコックス : 生物学者。2014年にハワイ大学で博士号取得(細胞分子生物学)。現在はハワイ大学でポスドクとして毒々生物を研究する傍ら、サイエンス・ライターとして『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』にも寄稿している

垂水雄二 : 翻訳家。科学ジャーナリスト。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。生物学、進化論翻訳の第一人者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    面白かった。タイトルだけでは毒を持った生きものの紹介した本のようだが内容は毒について、毒がどのように作用するのか蛇をはじめクモ、サソリ、アリ、トカゲetcに刺されたり噛まれたりしたときの痛み、毒に関する様々な文献を元にした記事でまとめられている。サシハリアリに刺されたときのとんでもない痛みや、自分で免疫を高めるために蛇からとった毒液を注射する話。インドのブラックマーケットではコブラの毒を飲み物にいれて飲ませるところがあるそうだ。とても恍惚感にあふれるそうだがどうなのだろう。他満載。オススメです^^

  • ポルトン さん

    仏教の世界では変毒為薬なんて言葉があるみたいですが… 毒の研究が解毒薬や新たなる薬の開発に繋がっているっていうのがよくわかる本でした。カモノハシの毒が新たなる薬を作るかも?って話は面白かったです!

  • ホークス さん

    進化生物学、生態学、生理学を総合して毒液生物の驚異を語る。マニアックだが真面目な研究ルポ。蚊はマラリア等の病原体を送り込み、最も多くの人を殺している毒液生物。蛇の脅威は、人類に蛇を認知する特別な視覚を発達させた。蜂やカサゴの毒は我々の神経を騙し、実際に損傷が起きるずっと前に痛みの信号を送らせる。厄介なアレルギー反応は、一方では抗毒能力を後天的に獲得する機能でもある。各種毒素の説明はやや専門的だが、それ以上に興味深くておぞましい。毒素の強力な鎮痛効果、様々な治癒効果はホットな研究課題になっている。

  • バトルランナ− さん

    カモノハシに毒があるなんて知らなかった!日本で見れない! キングコブラに噛まれた場合の死亡率は50%から60%。毒ヘビ全体では約2%。インドアマガサヘビは60%から80%。 毎年何十万人人を殺してるのは蚊。最悪の生物。 マングースって毒の耐性があったんだ! アレルギー患者の発ガン率は低い。 エメラルドゴキブリバチのマインドコントロールすごいなぁ。ゴキたまってもんじゃない。刺されると30分かけて身繕いを始める。生きたまま蓋されて仮死状態。運動能力が残ってるのに逃げないで食べられる。毒生物への著者の愛4点。

  • 鬼灯の金魚草 さん

    毒それは素敵な物質。がしかし、私は何にも知らなかった。生き物が自らを守る、もしくは他の生き物を捕食するのに自分が持つ毒液。それは生命維持をも凌駕するほど大変なエネルギーを必要とする。なのに自分の体に貯めたり、作ったり。しかしその毒液が我々人間の難病と言われる完治の難しい病気に役立っているらしい。ミツバチの主要な毒液からHIVを攻撃し、殺せることが発見され、タランチュラの毒液は筋ジストロフィーに対して、ムカデの毒液は容赦ない激痛に対して試験が行われている。でもやっぱり凄いのはそんな毒液を自ら自分に刺す人。

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クリスティー・ウィルコックス

生物学者。2014年にハワイ大学で博士号取得(細胞分子生物学)。サイエンス・ライター

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