感性文化論 “終わり”と“はじまり”の戦後昭和史

渡辺裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393333525
ISBN 10 : 4393333527
フォーマット
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;20

内容詳細

「戦後昭和史」の大きな転換点として語られる“1968年”。政治や社会、メディア環境の変化とともに、人々のものの見方や価値観、そしてそれを支える感性のあり方にも大きな変化が訪れていた…ラジオ「架空実況放送」、東京オリンピック(’64)と公式記録映画、新宿西口フォークゲリラ(’69)と『朝日ソノラマ』、日本橋と首都高の景観問題…戦後の文化史をとらえ直す視座。

目次 : いま「戦後」の文化を考えるということ/ 第1部 一九六四年東京オリンピックのメディア考古学(「実況中継」の精神史―「耳で聴くオリンピック」の背景文化/ 「テレビ的感性」前夜の記録映画―公式記録映画“東京オリンピック”は何を「記録」したか)/ 第2部 環境をめぐる心性・感性と価値観の変貌(新宿西口広場「フォークゲリラ」の音の空間―新しい感性の媒介者としての『朝日ソノラマ』/ 日本橋と高速道路―都市景観をめぐる言説史にみる感性の変容の軌跡)

【著者紹介】
渡辺裕 : 1953(昭和28年)年、千葉県生まれ。83年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(美学芸術学)単位取得退学。玉川大学助教授、大阪大学助教授などを経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学、文化資源学)。著書『聴衆の誕生―ポストモダン時代の音楽文化』(春秋社、サントリー学芸賞、のち中公文庫)、『日本文化 モダン・ラプソディ』(春秋社、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『歌う国民―唱歌・校歌・うたごえ』(中公新書、芸術選奨文部科学大臣賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • funuu さん

    1964年東京オリンピック。フィクションとノンフィクションの差は何か?記憶というのは、ある一場面を切りとらざるを得ない。自分自身も善悪を併せ持つ存在。キリストが言った「罪を犯した事のない人は、この女に石をぶつけなさい!」そして人々は立ち去った。人の感性に訴える手法の変遷論とも読める。インターネットの登場で人々の感性も変遷して行く。トランプ大統領はインターネットが生んだのかもしれない。

  • takao さん

    1968年が転換期。小熊。学生運動。明治100年。

  • hideko さん

    実況中継、景観等々 切り口が面白い。

  • 粟谷佳司 さん

    フォークゲリラについて。

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