軍用機の誕生 日本軍の航空戦略と技術開発 歴史文化ライブラリー

水沢光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642058438
ISBN 10 : 4642058435
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
196p;19

内容詳細

第一次世界大戦を経て、兵器としての飛行機が重視され始めるなか、日本も独自の開発を進めていく。陸海軍の航空戦略や研究機関の整備などを明らかにし、世界的レベルの名機を生み出した科学技術体制の実態を描き出す。

目次 : 技術者の夢と兵器開発―プロローグ/ 技術の国産化と用兵思想の深化(技術の国産化/ 陸軍の用兵思想/ 海軍の用兵思想)/ 研究機関の整備と応用研究の進展(海軍航空技術廠/ 陸軍の技術開発と外部機関への期待/ 民間航空振興と中央航空研究所の新設/ 東京帝国大学航空研究所の応用研究)/ 技術封鎖下の研究開発(対日技術封鎖の進展と軍要求の変化/ 戦時下の基礎的研究と機種開発/ 日本における研究開発の特徴)/ 戦後の航空研究―エピローグ

【著者紹介】
水沢光 : 1974年、東京都に生まれる。1998年、東京大学教養学部基礎科学科卒業。2004年、東京工業大学社会理工学研究科。経営工学専攻博士課程修了、博士(学術)。現在、中央大学商学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Porco さん

    日本の航空機の研究開発の歴史をわかりやすく解説してくれています。戦後の自動車や新幹線の開発も、ルーツは航空機にあるんですね。

  • 無重力蜜柑 さん

    良著。戦前日本における軍用機開発を陸海軍の用兵思想、対外関係、戦局推移などとの関係から描く。つまり戦闘機の科学技術史。著者は東大の科学技術論出身らしいが、冒頭でも言われているように日本の科学技術史がこの手の軍事技術を正面から取り上げないのは本当に問題だと思う。廣重徹や山本義隆流の体制化批判のような文脈で、しかも原水爆や生物兵器のような特殊な事例が取り上げられるだけ。本当にもっとこういう研究を増やしていくべきだと思う。内容は短いながらも充実している。特に陸海軍の諍いやスタンスの違いの開発への影響が印象的。

  • 孔雀の本棚 さん

    買ったのは?(本屋?ネット?) 本屋 なぜ読もうと思った? 零戦マイブームに乗っかって。 知りたいことは知れた? 戦前〜戦後にかけての航空技術の発展・政策・軍との関わりが俯瞰できた。 再読するならどこ? 陸海軍思想的対立、航空技術振興の政策(研究所の立上げ等) 深堀したい内容は? 紫電・隼・橘花など有名な戦闘機の開発秘話を機体ごとに掘ってみたい。 その他自由にどうぞ 戦中日本の技術開発力はその使い方さえ誤らなければ素晴らしいものだった。限られた情報の中で世界を追い越した空腹感は現代人も見習わねばならない。

  • 涼月 さん

    個々の話は知っていたものが多かったが、それが通史として書かれているので、あらためて整理できた。また、航空行政に関する事は、殆ど知らなかったので興味深く読みました。

  • takao さん

    海軍と陸軍の開発

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水沢光

1974年、東京都に生まれる。1998年、東京大学教養学部基礎科学科卒業。2004年、東京工業大学社会理工学研究科。経営工学専攻博士課程修了、博士(学術)。現在、中央大学商学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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