再発!それでもわたしは山に登る

田部井淳子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163905884
ISBN 10 : 416390588X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
223p;19

内容詳細

人生が終るそのときまで、人と山を愛した世界初の女性エベレスト登頂者、がん闘病と登山の記録。

目次 : 予兆/ 転移/ ガンマナイフ治療/ ソコトラ島最高峰ハジハル山/ 新たな抗がん剤/ 抗がん剤治療開始/ 怖いもの知らずの女たちin長崎/ エベレスト四十周年感謝の会/ 夫と/ ガンマナイフ治療終了/ オマーン最高峰ジュベル・シャムス南峰/ 独特の哲学を持つ先生/ スマトラ島最高峰クリンチ山/ 中国/ 怖いもの知らずの女たちin佐渡/ 最後の富士登山

【著者紹介】
田部井淳子 : 1939年、福島県三春町生まれ。登山家。世界初の女性エベレスト登頂者・世界初の女性七大陸最高峰登頂者で、76カ国の最高峰に登頂した。20〜40代女性のための山の会MJリンクの呼びかけ人。山岳環境保護団体NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT‐J)の設立から関わり、2014年まで代表を務めた。2016年10月20日午前10時、腹膜癌のため享年77にて永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アッキ@道央民 さん

    エベレストに女性初の登頂を果たした田部井淳子さんのエッセイの続編。ガンの再発、脳への転移。それだけでも気持ちが萎えてしまいそうな所なのにこの人は、全力で自分の好きな事を楽しむために辛い事も多々あったであろう治療しながら、いやむしろ好きな山登りを楽しむための治療だから辛いと思わず生活の一部になっていた印象。理解ある旦那さんなど周りの人にも恵まれていたと思うな。死の直前まで好きな山に登り続けた田部井さんの生き方から学ぶ事は多い。最後の最期に『百万遍のありがとう』と皆に言えるような生き方しなきゃね。

  • ネムコ さん

    見事に生ききった田部井さん。心からの拍手を送りたい。それにしても、「病気なのに」以前に、毎日のスケジュールが凄い! 連日の講演、取材、イベント。その合間に登山。それも日本国内にとどまらず、ソコトラ島、スマトラ島、中国…。「病気になっても、私は病人じゃない」の言葉が田部井さんの人柄を表わしている。

  • ichi さん

    結末がわかっているだけに、読み進めていくのが辛くて苦しかった。同じ東北の方で、実際お会いしたことがあった田部井さん。表裏なくとても気さくな方でした。抗がん剤治療をしながら亡くなる3ヶ月前まで登山が出来ていたことを知り、本人にしてみれば幸せな人生を全うでしたのだ。と思います。亡くなる5日前に筆談した「みなさん本当にありがとう!!百万遍もありがとう!!」という写真が載っていて、思わず涙してしまいました。

  • みよちゃん さん

    田部井さんの再発から、最期に旦那様に看取られながら逝かれた方の、見事な登山家の本でした。私も同じ病で同じ病院で入院、治療したので、田部井さんの山への思いより、治療への姿勢に心うたれました。そして旦那様の結婚という考え方、妻への愛に胸打たれました。再発はしていませんが、いつか死が訪れる迄打ち込めるものがある事を、今できる事を考えて生きたいと思います。

  • モモ さん

    登山家の田部井さんのガン闘病記。「治療をするために生きるのではなく日常生活をおくるために治療をするんです」という言葉が印象に残りました。自分が出来る限りの日常生活を最後まで送っていた田部井さんにエールをおくりたいです。

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田部井淳子

1939年、福島県三春町生まれ。登山家。世界初の女性エベレスト登頂者・世界初の女性七大陸最高峰登頂者で、76カ国の最高峰に登頂した。20〜40代女性のための山の会MJリンクの呼びかけ人。山岳環境保護団体NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT‐J)の設立から関わり、2014年まで代

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