どうしてプログレを好きになってしまったんだろう

市川哲史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784401643264
ISBN 10 : 4401643267
フォーマット
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
479p;19

内容詳細

目次 : ■どうしてプログレを好きになってしまったんだろう−−A BEGINNING / ■第1章: キング・クリムゾン ロバート・フリップ「被害者」の会 / ■第2章: イエス たった紙一重の「理想と妄想」 / ■第3章: エマーソン、レイク&パーマー 「偏差値30」からのプログレ / ■第4章: ピンク・フロイド 積み上げた「壁」は誰のもの / ■第5章: ジェネシス 永久不滅の「B級」感 / ■どうしてプログレを好きになってしまったんだろう−−AN END / ■ボーナス・トラック: 誰が為にチューブラー・ベルズは鳴る / サンノブザッパ/イーノの弟 / ダモ鈴木がやって来たダー!ダー!ダー!

【著者紹介】
市川哲史 : 1961年、岡山県生まれ。大学浪人中の1980年からずっと音楽評論家。『ロッキングオン』『ロッキングオンジャパン』→『音楽と人』→『オリコンスタイル』→『日経エンタテインメント!』と雑誌とともに歩む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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前書きの通り、その超絶技巧や芸術性から持...

投稿日:2021/03/02 (火)

前書きの通り、その超絶技巧や芸術性から持ち上げられがちなプログレッシブロックに対して、憧憬を滲ませつつも底意地悪い視点から見つめる文章。デフォルメされたインタビューからはアーティストの人間性を垣間見ることも出来る。文体は万人受けしないが、とにかく崇める方向が強いこの界隈で、著者はかえって貴重な存在ではないかと思う。

てのりくじら さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • 山田太郎 さん

    ニュロマとかビジュアル系と酒飲んでたイメージしかないんだけど、なんか昔のロッキングオンライターの性格の悪さを思い出してなかなか面白かった。なんか今外注の人多くて何読んでるのかわからなくなるからなというかいまロッキングオンと言えばジャパンらしいので、おいさんはなんだか悲しい。

  • bX さん

    僕はロッキングオンは1980年ごろまでの読者なので、この著者のことは知らない。しかし、ロック評論誌としてのライター陣の質の高さで、フールズメイト誌と双璧をなしていたロッキングオン出身者らしい痛快な筆致で面白かった。なぜプログレが好きになったってそりゃ単に「カッコ良かった」からで、本書に登場するレジェンダーたちの、どこまでも人を食って煙に巻きあっけらかんとするその姿はやはり「カッコいい」のである。もはや「ロック」も「レジェンド」呼ばわりされて死んだも同然だが、どっこい老いてなお、挑戦者たる姿は永遠ですかね。

  • おおにし さん

    かつて私もプログレファンであったが、結構早い時期にファンを卒業していた。だから、「アイランド」以降のキング・クリムゾン、「炎」以降のピンク・フロイド、「海洋地形学の物語」以降のイエスについてほどんど知らない。なのでその後の各バンドの混沌とした顛末を知ることができ読んだかいがあった。もしかして私はとてに良いタイミングでプログレから足を洗っていたのかもしれない…

  • 阿部義彦 さん

    著者は私と同い年、ロッキンオン出身のプログレッシャーです。私はミュージック・マガジン派ですが、もろロッキンオン文体ですね。(空笑)プログレ四天王+ジェネシス=5大プログレバンドに則り章立てされています。とにかく、ロバート・フィリップやデビッドシルビアンからは顔も覚えられてデビシルはフィリップにこの日本人嫌いと言いつける程の仲、市川哲史プログレ因果者です。やれやれ。(憐笑)私は1にピンク・フロイド、2がキング・クリムゾンで正直イエスとELPはあまり、好きになれないのですよ。3がジェネシスですね!笑えました。

  • かんたろー さん

    どうしてプログレが好きになってしまったのか?と同時に70年代、80年代に聴いていたロックをどうして全て聞かなくなってしまったのか?ブックオフは古いCDをなぜ大量に買い取ってくれたのか?それでもキングクリムゾンは聞き続ける。それで良いかな。筆者の市川氏は私とは一歳違いの同世代。当時地方少年として洋楽に憧れ、評論家になれば好きに聴ける、コンサートにも行けると憧れながら、評論家にはならなかったアタシと市川氏の違いはなんだろうか?地方力の差なのか?夢は叶わないのだ?希望を持ってはいけない。この本は教えてくれる。

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市川哲史

1961年、岡山県生まれ。大学浪人中の1980年からずっと音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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