馬場あき子の「百人一首」

馬場あき子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140162484
ISBN 10 : 4140162481
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
342p;19

内容詳細

いにしえの歌びとたちは、何を思いうたったのか。逸話とともに味わう豊饒な百の「物語」。第一級歌人による「NHK短歌」の連載が一冊に!

目次 : 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ―天智天皇/ 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山―持統天皇/ あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む―柿本人麿/ 田子の浦にうちいでて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ―山部赤人/ 奥山にもみぢふみわけなく鹿の声聞く時ぞ秋はかなしき―猿丸大夫/ かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける―中納言家持/ 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも―安倍仲麿/ わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり―喜撰法師/ 花の色はうつりにけりないたづらにわが身よにふるながめせしまに―小野小町/ これやこの行くも帰るもわかれては知るも知らぬもあふさかの関―蝉丸〔ほか〕

【著者紹介】
馬場あき子 : 1928年、東京都生まれ。昭和女子大学卒業。短歌結社「かりん」主宰。『記憶の森の時間』のほか、多数の歌集を上梓する一方、能や民俗学の分野、古典評論の著述も多い。『歌説話の世界』では紫式部賞を受賞。日本藝術院会員。朝日新聞歌壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    オーソドックスな百首解説。百首は1行15文字で機械的に改行して2行で書かれていて上の句下の句の境目以外で改行されている歌が多く調子をつけて読むのには不向き。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #馬場あき子 #百人一首 #天智天皇 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみわが衣手は 露にぬれつつ #返歌 秋の田の刈り入れあとを散歩する従兄弟と通った故郷(くに)の畦道 NHK教育用なら振りがなを苫(とま)が本文なく解説に

  • 元気伊勢子 さん

    子供の頃、漫画で百人一首の本を読んでいたことがあり、とても懐かしかった。

  • yumicomachi さん

    【歌のこころ】という簡明にして格調高い訳、親切な【語注】、そして豊かな鑑賞とともに綴られる歌の作者の逸話や背景、紹介される百人一首歌以外の和歌。そのどれもが深いのに読みやすく心にすっと入ってくる。巻末には「詠み人略伝」も附されている。「NHK短歌」2012年5月号〜2016年6月号の連載をまとめたものという。2016年10月刊行。

  • naoco さん

    色々なドラマがありますね。ライトに読んだり、入門にいいかもしれません!

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人物・団体紹介

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馬場あき子

1928年、東京に生まれる。昭和女子大学卒業。短歌結社「かりん」主宰。早くから歌人として活躍するとともに評論においても現代短歌だけでなく、古典や能など他方面にわたる著作をもつ。評論、『歌説話の世界』では紫式部賞受賞。日本藝術院会員。文化功労者。2021年、旭日中綬章受章(本データはこの書籍が刊行され

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