田中角栄と河井継之助、山本五十六 怨念の系譜

早坂茂三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492062036
ISBN 10 : 4492062033
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
316p;17

内容詳細

新潟が生んだ三人の偉才、河井継之助、山本五十六、田中角栄。彼らに共通するのは、リーダーとしての先見性、決断力と実行力、世界を意識した国家戦略など優れた資質を持っていたことだ。そしていずれもが「独立」と「富国」を志すが、歴史の大波に翻弄され、劇的な生涯を閉じている。時代の転換期に現れた英雄たちの足跡を徹底検証し、その底流にある「怨念の構造」を明らかにしていくノンフィクション(『怨念の系譜』を改題)。ロッキード事件の真実も初めて語られる…。

目次 : 序章 継之助、五十六、そして角栄へ―歴史は繰り返す(合縁奇縁の主従/ 三人の共通点 ほか)/ 第1章 河井継之助―逆賊と貶められた先覚者(栴檀は双葉より芳し/ 江戸遊学 ほか)/ 第2章 山本五十六―太平洋戦争の軍神にされた男(逆賊のエースとして/ 軍政家・山本五十六 ほか)/ 第3章 田中角栄―金権政治の権化と蔑まれた異能鬼才(「二二万七六一票は百姓一揆」/ 人々はなぜ角栄党になったか ほか)/ 終章 そして怨念が残った

【著者紹介】
早坂茂三 : 1930年北海道函館市生まれ。1955年早稲田大学政治経済学部卒業後、東京タイムズ社に入社。政治部記者時代に田中角栄氏と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名をはせた。「日本列島改造論」の名づけ親でもある。田中氏の病気療養を境にフリーとなり、政治評論家として活躍。2004年、肺がんのため逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 長岡紅蓮 さん

    新潟が生んだ偉人。河井継之助、山本五十六、田中角栄。三人に共通するのは、先見の明に優れた点だ。しかし、時代の流れとは残酷なもので小千谷会談が決裂し、北越戦争の犠牲となった河井。米国との戦力面などの差から戦争回避の道を探るも、戦争に舵を切らねばならなかった山本。日本列島改造論を掲げ、ヒト・モノ・カネの流れを再編成しようとするも、戦後最大級の贈収賄事件ロッキード事件の被告となった田中。無念というしかない。だが、地域に根ざした「志」は時を越えて受け継がれてきたのだと感じた。それに継ぐリーダーを日本は求めている。

  • タカ さん

    この3人に無理矢理共通点を見つけようとすることはあまりしたくないが、明治維新後、賊軍として扱われた藩に多くの逸材がいたことは想像出来る。 民は国の元と見抜いた河井継之助、その民を味方に付けた田中角栄という異能を輩出した長岡もそうした藩の一つ。 3人とも武運は尽きたが、怨念を遺したのではなく、礎を築いたと思いたい。

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早坂茂三

1930年北海道函館市生まれ。1955年早稲田大学政治経済学部卒業後、東京タイムズ社に入社。政治部記者時代に田中角栄氏と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名をはせた。「日本列島改造論」の名づけ親でもある。田中氏の病気療養を境にフリーとなり、政治評論家として活躍。2004年、肺がんのため逝去(本デ

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