虚実妖怪百物語 急

京極夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041047811
ISBN 10 : 4041047811
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
488p;19

内容詳細

妖怪研究施設での大騒動を境に、妖怪はなりを潜めていた。政府は妖怪殲滅を宣言すると、不可解な政策を次々と発表。国民は猜疑心と攻撃性に包まれていき、日本は危機的状況に陥っていった。妖怪関係者は富士山麓に避難するが、荒俣宏や榎木津平太郎は、政府の特殊部隊によって捕縛されてしまう。果たして平太郎らは、妖怪出現の謎、そして世界が殺伐としてゆく真の要因を突き止めることができるのか。魔人・加藤保憲、妖怪、軍隊、妖怪関係者が入り乱れた“大戦争”が始まる!

【著者紹介】
京極夏彦 : 小説家・意匠家。1963年北海道生まれ。94年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞、『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより平成28年遠野文化賞を受賞。お化け大学校教授、全日本妖怪推進委員会肝煎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    全三巻、1400P弱、一気読みしました!本作は、『妖怪馬鹿小説大全』といった感じです。こんな結末が待っているなんて・・・ところで多数の実在する作家が登場しますが、印税の配分はどうなっているのでしょうか?本作は多分売れないから心配ないのかなぁ?著者は、妖怪原理主義者(存在している?)には、呪い殺されるかも知れません(笑)

  • 勇波 さん

    な、なんちゅうオチじゃ。。でも…これはこれでいいのかも。最後の最後で水木大先生からこんな生きにくい世の中でも幸せに生きていくヒントを頂けた気がします。『大戦争』の場面は是非映像で見てみたい。超豪華。権利関係がややこしくなりそうだけど(笑)個人的にはレオ☆若葉くんと再度どこかでお逢いしたいネ。。馬鹿万歳!★

  • KAZOO さん

    3冊目でやっと終了しましたが筋があってないような感じで妖怪大全集のような感じでした。柳田国男大先生まで出てきて京極さんの思い入れが感じられました。最後は加藤と荒俣さんが出てきてイメージが浮かんで笑ってしまいました。また水木先生も出てきてまとめてくれたようです。

  • 優希 さん

    最早妖怪大戦争かはたまた妖怪ビッグ・バンかという大騒動へと行き着いたようです。妖怪馬鹿たちの盛り上がりも尋常ではなくなり、好き放題書いている感が強くなったように思いました。清々しいくらい妖怪ネタと内輪ネタで遊んでいると感じるくらいですからね。結局事件は解決したのかもよくわからないですし。京極史上最長の小説とありましたが、結局ネタで押し切った印象で、内容はあまりなかったような気がします。嫌いではないですが。

  • ダミアン4号 さん

    読み終えちゃった…もうちょっと浸ってたかったなぁ“妖怪馬鹿”の世界に…富士の裾野の樹海に避難した妖怪関係者達にさらなる危険が迫る!戦闘機や戦車まで担ぎ出して来た掃討部隊に対抗する策は?へっ?えぇぇ!そ・それかい!(笑)妖怪達は言うに及ばす有名なあのキャラやらこのキャラやらが登場し大混戦!そして、とどめはこれか〜!さ・貞子…最強過ぎる(笑)徹頭徹尾、有名作家さん達が入り乱れて活躍するこの物語…本当に京極さんは水木先生が大好きだったんですね物語の終わりと現実が交差し…「戦争はダメです!アレは腹が減るだけです」

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

京極夏彦

1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。200

プロフィール詳細へ

京極夏彦に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品