シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

シューベルト:死と乙女(弦楽合奏版)、クルターグ:リガトゥーラ、他 パトリツィア・コパチンスカヤ、セントポール室内管弦楽団

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA265
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シューベルト:死と乙女(弦楽合奏版)ほか
パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン&指揮)セントポール室内管弦楽団


シューベルトの傑作弦楽四重奏曲『死と乙女』は、弦楽合奏で演奏すると迫力が増し、濃厚なロマンティシズム漂う音楽になることでも知られており、実際によくとりあげられてもいますが、コパチンスカヤがヴァイオリンと指揮をおこなうこのアルバムでは、同じく死のつく作品の曲間に別の作品を挿入して話題となったヒリヤード・アンサンブルの『モリムール』と『リチェルカーレ』という2枚のアルバムを思い起こさせます。
 コパチンスカヤはここで、バロック、ルネッサンスや現代作品など交えた形でプログラムを構成、死にまつわる作品を中心に、深い情念の表現と大胆な切り替えの効果を追求しているものと思われます。(HMV)

【収録情報】
1. ネルミガー:死の舞踏 (1598)
2. 作者不詳/コパチンスカヤ編:詩篇第140篇『ビザンティン聖歌』(ヴァイオリンと弦楽による)
3. シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』第1楽章
4. ダウランド:パヴァーン『古い涙と新しい涙』(『ラクリメ』より)
5. シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』第2楽章
6. ジェズアルド:マドリガーレ『わたしは死ぬ、ああ、わが苦悩』
7. シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』第3楽章
8. クルターグ:リガトゥーラ〜フランセス=マリアへの言伝(『答えのあった答えのない問い』 Op.31b)
9. クルターグ:ヴァイオリン独奏のための『休みなく』(『カフカ断章』 Op.24より)
10. シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』第4楽章

 パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン、指揮)
 セントポール室内管弦楽団(弦楽合奏:6/5/4/4/1)

 録音時期:2015年3月27-29日
 録音場所:ミネソタ州セントポール、オードウェイ音楽堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


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ユーザーレビュー

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アルバム・コンセプトは良く了解できたが、...

投稿日:2016/11/13 (日)

アルバム・コンセプトは良く了解できたが、結局のところ、楽章間の「つなぎ」の曲を飛ばして『死と乙女』ばかりを聴いてしまっている。『死と乙女』はマーラー編曲版ではなく、コパチンスカヤ自身の編曲だが、特に凝ったところはなく、ごく穏当な仕事。演奏自体もクルレンツィスと共演したときのような極端なことはやらないが(あれはやはり二人の共鳴による特殊ケースのようだ)、やはりこの曲の弦楽合奏版では格段に表出力の強い演奏。劇的な第1楽章から畳みかけるところと少しテンポを抑えて美しく歌うところの配分が良くできている。弦楽合奏にすると第3、第4楽章あたりは弦楽四重奏版のような速いテンポに対応できず、水ぶくれしたような印象になりがちだが、そういう箇所も見違えるほど締まった演奏になっている。この急速なテンポに対応できるということは、20名の奏者たちの技倆もきわめていということだろう。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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