住友銀行秘史

國重惇史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062201308
ISBN 10 : 4062201305
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
474p;20

内容詳細

大蔵省とマスコミに「内部告発状」を送ったのは私だ。
実力会長を退陣に追い込み、上層部を動かし、わが住友銀行は生き延びた。
そのなかで、行内の人間関係が露になり、誰が本物のバンカーなのかもわかってきた。
いま明らかになる「イトマン事件」の真実、闇社会の勢力との闘い、銀行内の激しい人事抗争――。
四半世紀の時を経て、すべてを綴った手帳を初公開する。

【著者紹介】
國重惇史 : 1945年、山口県生まれ。68年、東京大学経済学部を卒業。同年、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。渋谷東口支店長、業務渉外部部付部長、本店営業第一部長、丸の内支店長を歴任。94年に同期トップで取締役就任。日本橋支店長、本店支配人東京駐在を経て、97年、住友キャピタル証券副社長。銀行員時代はMOF担を10年務めた。その後、99年にDLJディレクトSFG証券社長になり、同社を楽天が買収したことから、2005年に楽天副社長に現在はリミックスポイント会長兼社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    ついに最後まで読めたというくらい長い一冊だけど、歴史的な資料だなと感じる。内容は時系列に淡々と著者の感じた事実を書いているだけだけど、本当にバブルって凄いもんだと思う。今でこそ普通の会社が不動産やら絵画とか買い出してたら周りが胡散臭いくらいには思うだろうけど、銀行も積極的に金を出してたのがまた驚く。そこに詐欺師のような人も入ってごちゃごちゃしてたイメージ。著者もよくこのような内実を暴露した本を出せたよなとそこも驚いた。バブルの空気感て今は微塵も感じないからこそ知っておきたい一冊。

  • KAZOO さん

    著者や西川頭取とはお二人が企画部にいた時に面識がありこの本を出されていたので早速読んでみました。このような大銀行でもこのなかに書かれているような派閥争いがあるのかとあきれてしまいました。ましてものすごい大学ばかり出ている人々が(東大、京都大、神戸大、大阪大など)、イトマンの処遇をめぐり暗闘をするのですね。また気になったのは日経新聞の中でも発表をめぐり派閥的な動きもあったとか?著者が最後のほうで書かれていますがイトマンに会社更生法を適用していたらそのときは大変でしたでしょうが、バブルが長引かなかったと。

  • えちぜんや よーた さん

    途中で読むのが辛くなって挫折。原因は人物が多すぎるのと、具体的な事件・事象が多すぎるから。じゃあ何か教訓はというと、挫折した箇所を読む限りでは一般的すぎて時間を割いて読むには値しないと判断した。登場する人物の肩書きを見ると至極素晴らしいのだけど、その看板を外したらどうなんだろうと思った。あとところどころ出てくる自慢話が出てくるんだけど、読み手にとってどうなんだろう?個人的にはいちいち「これは自慢話であるが…」という表現が鼻につく。書き手と読み手の好みの問題なので、どうしようもないことではあるが…。

  • Yunemo さん

    日本の金融史に残る大事件の内幕暴露、でも大いに違和感が残ったままで。日記メモの情報元、情報の事実性と真実性、ある部分は踊らされ、情報マッチングが違った方向への解釈にも。関係する存命者、メモ情報で動きを読んでるけど、本当なの?との素朴な疑問も残り。エピローグで語るように、ここまで経過したのだから、逆に墓場まで持っていくのもありかも。國重氏と大塚氏、何だか問題ありとの見解も。それにしても大銀行の出世への階段がこんなんじゃ、支店で齷齪するのが嫌になりません。この銀行出身で生き残っている方々の話が聞きたくもあり。

  • たかしくん。 さん

    イトマン事件は、私が社会人になってすぐに話題になったものでした。まあその当時は、他人事のように考えてましたが。とに角、メガバンクの権力闘争、陣取り合戦が続く本書には、かえってうんざりする感もありましたが、まあ大半は事実でしょう。天皇「磯田会長」は、確かに誰しも恐れられる独裁者でありで、その反動か末路は犯罪者扱いだったと記憶してます。でも、筆者がしたという「レター」、これが事実だとしたら、これも立派な犯罪だと思うのは私だけでしょうか?

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國重惇史

1945年、山口県生まれ。68年、東京大学経済学部を卒業。同年、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。渋谷東口支店長、業務渉外部部付部長、本店営業第一部長、丸の内支店長を歴任。94年に同期トップで取締役就任。日本橋支店長、本店支配人東京駐在を経て、97年、住友キャピタル証券副社長。銀行員時代はMOF担を

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