相倉久人にきく昭和歌謡史

相倉久人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865591460
ISBN 10 : 486559146X
フォーマット
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
松村洋 ,  
追加情報
:
317p;19

内容詳細

目次 : ■第1回 榎本健一(エノケン)を聴き直す / ■第2回 服部良一を聴き直す / ■第3回 戦時歌謡を聴き直す(1) / ■第4回 戦時歌謡を聴き直す(2) / ■第5回 美空ひばりを聴き直す / ■第6回 坂本九を聴き直す / ■第7回 ハナ肇とクレージーキャッツを聴き直す / ■第8回 アイドル歌謡を聴き直す / ■第9回 ニューミュージックを聴き直す / ■第10回 平成の<昭和歌謡>を考える

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    図書館で目についた。タイトルに偽りなく、戦前からの歌を振り返っている点が類書を圧倒している。海外の音楽をいかに取り入れるかに苦心しても、そこにはやはり日本的なるものが、どうしても現れてしまうというのが現実であるようだ。もちろんそれが悪いわけではない。アイドルについての論で驚くのは、鋭くどこまでも理解しながら役割を演じていたという点。これにはまいった。

  • タイコウチ さん

    エノケン、服部良一から美空ひばり、クレージーキャッツ、さらに山口百恵、忌野清志郎、最後は菊池成孔まで1枚1枚レコードを聴きながら昭和歌謡の大きな流れを相倉久人が語る(聴き手は松村洋)。相倉さんは譜面でも言葉でも説明できない声の質にこだわる。「自己表現のレベルでいうと、ロックやニューミュージックは歌謡曲にかなわないと思う。なぜかっていうと、歌謡曲は他人が作ったものを自己表現に引きずり込むわけでしょ。ロックなんかは、原則として自分で作った自分の世界でしかないわけだから、その分、表現の幅が絶対に狭いんですよ。」

  • qoop さん

    ジャンル区分・リズムとメロディ・歌手の自我・リスナーの変化などを論じつつ、日本的なエッセンスが洋楽をどう咀嚼し、どう表現されてきたかを説いて歌謡史の流れに芯を通す。興味深い各挿話が集約されていく展開は強いグルーブ感あり。ジャズ、ロック評論からレコード大賞の委員など、多岐にわたり音楽業界に関わってきた相倉氏。亡くなる前に行われたこの対談には、その集大成ともいうべきエッセンスが詰まっているのかも。ミュージシャンと演劇人の打ち上げの違いとか、ジャズが日本の笑いに与えた影響とか、さらに展開を見たかった話題も多数。

  • 72ki さん

    図書館で借りて読んだが、購入決定。これはいい本だ。エノケンからKOHH、服部良一から中田ヤスタカ、笠置シヅ子からピコ太郎。昭和から平成、20世紀から21世紀、戦前から戦後。ずっと繋がってるものを確認できるし、断絶したものも認識できる。ウザがらずにルーツにも目を向けないと、今どこにいるのかも、わからなくなっちゃうよ!

  • tkm66 さん

    大変面白く、かつ貴重な証言満載。大御所・相倉が時折持ち出す俗流文化論はご愛嬌だが、松村の〈なんでも理に落ちる・落とそうとする〉具合が・・。

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