竹宮惠子カレイドスコープ とんぼの本

竹宮惠子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106022692
ISBN 10 : 4106022699
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;22

内容詳細

ジルベールが、青春の衝撃が、甦る!全貌に迫る決定版。

目次 : 執念のジルベール!クロッキーと原画で読む「風と木の詩」/ 特別対談 竹宮惠子・原田マハ「風と木の詩」は竹宮惠子の「ゲルニカ」である/ 竹宮惠子が語る、竹宮ワールド/ カウンターの50年/ 竹宮惠子の少女たち―「ファラオの墓」から「風と木の詩」へ/ 革命だよ、人生は!/ キャラクターで楽しむ竹宮ワールド/ 竹宮惠子全マンガ作品リスト

【著者紹介】
竹宮惠子 : 1950年、徳島市生まれ。徳島大学教育学部美術科中退。68年マンガ家デビュー。2000年より京都精華大学教授、14年同大学学長に就任

原田マハ : 1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事等を経て、森ビル森美術館設立準備室に在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館に勤務。その後フリーのキュレーター、作家に

石田美紀 : 1972年、京都府生まれ。東京大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、京都大学博士(人間・環境学)。現在、新潟大学人文学部准教授。専門は映像文化論

寺山偏陸 : 1949年、兵庫県淡路島生まれ。寺山修司義弟。元演劇実験室・天井棧敷、文芸演出部。作曲家松村禎三に師事し、映画音楽助手を務める。演出家。映像作家。荒木経惟の写真集の編集およびデザインを手掛ける。武医道の府川憲明に師事し、「NPO法人 健康法・武医道」理事。パルコ映画「ウンタマギルー」「Pu」や山田勇男監督「蒸発旅日記」、美術監督木村威夫の初監督作「夢幻彷徨」などの助監督を務める

さいとうちほ : 東京都生まれ。漫画家。1982年「剣とマドモアゼル」でデビュー。「花音」で第42回小学館漫画賞受賞

勝谷誠彦 : 1960年、兵庫県生まれ。市立灘高校を経て早稲田大学第一文学部文芸専攻卒業。文藝春秋入社、記者としてカンボジア内戦や湾岸戦争などの報道を手がける。96年退社後はコラムニスト、写真家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    少年たちの同性愛、人種差別、虐待…あらゆるタブーを含んだ「風と木の詩」は、寺山修司にこう言わしめた。『これからのコミックは、たぶん「風と木の詩」以後という呼び方で、かわってゆくことだろう』と。また作家原田マハは竹宮との対談で『作家を志したのは「風木」の影響が大きい。「風木」は竹宮惠子の“ゲルニカ”だ』と熱く言葉を放った。「風木」のグロッキー画(初公開)、「地球へ…」のプロローグに加え作品相関図、年表、代表作をオールカラーで振り返る。文句のつけようがない素晴らしい仕上がり。竹宮惠子にピリオドは不要だ。

  • ぐうぐう さん

    プロデビューからではなく、同人誌に作品を発表したときからカウントすると、今年が漫画を描き始めて50周年となる竹宮惠子。カレイドスコープというタイトルが示す通り、多角的なアプローチで竹宮ワールドを紹介する。冒頭から『風と木の詩』のクロッキーノートが掲載され、心を鷲掴みにされる。連載開始の5年前に描かれたネームが、雑誌で発表された連載第1回目の原稿とほとんど変わらないのがすごい(若干、ジルベールとセルジュの顔に丸みがあるくらいの違い)。自宅のアトリエが公開されているのも、ファンにはたまらない。(つづく)

  • 小鈴 さん

    目次には「カウンターの50年」「革命だよ人生は!」のタイトルで学生運動のカウンターカルチャーがいかに竹宮恵子に影響を与えたのかわかる。必見なのは代表作ベスト5に1位は「地球へ。。。」2位が「風と木の詩」と!「最も自分らしいという意味では地球へが第1位かな。風と木の詩はマイノリティの世界を描くんだという目的、使命感のようなものが強くて、自分を譲っている部分があったと思います」と。おいってつっこんだ私をお許しください。あの自伝とこの本、同じ時期に出版されてるんですけど。。。一筋縄ではいかない性格かも笑

  • RASCAL さん

    「少年の名はジルベール」に続き読んでみました。ステレオタイプな恋愛もの一辺倒だった少女マンガに革命を起こしたのが萩尾望都さんと竹宮惠子さんの二人。「ファラオの墓」「風と木の詩」「地球へ…」「イズァローン伝説」、どれも記憶にあるのだけど、全部通しては読んでいないのですよね。おさらいになりましたし、改めて竹宮さんの新しさを知りました。ちなみに私はどちらかといえば萩尾望都派でした。竹宮さんで好きだったのは「地球へ…」と「私を月まで連れてって」。

  • 花林糖 さん

    竹宮さんの作品で一番好きなのは「私を月へ連れてって」次点が「地球へ」。とんぼの本なので読みごたえあり。カラーイラストも美しくウットリです。巻末には『リリカ』掲載の漫画もあり。初期の漫画は未読なので読みたくなりました。

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人物・団体紹介

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竹宮惠子

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩』『地球へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。京都精華大学にて2000年〜教授就任。14年〜18

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