ベートーヴェン(1770-1827)

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交響曲第6番『田園』、ヴァイオリン協奏曲 ベルナルド・ハイティンク&ベルリン・フィル、イザベル・ファウスト(日本語解説付)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC9165
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

オール・ベートーヴェン・プログラム
2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭
イザベル・ファウスト、ハイティンク&ベルリン・フィル

日本語解説付き

現代有数の実力派ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストが名匠ベルナルド・ハイティンクとバーデン=バーデン・イースター音楽祭に登場。2013年にザルツブルクから移転したこのベルリン・フィルの同音楽祭。2015年は3月27日から4月6日にかけて行われました。ファウストとハイティンクは、音楽祭の数週間前に同じプログラムをベルリンのフィルハーモニーで演奏しています。
 イザベル・ファウストは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をアバド&モーツァルト管(2010年)、ビエロフラーヴェク&プラハ・フィルハーモニア(2006年)と2度録音、実演も何度も重ねており完全に手中に収めた作品。カデンツァは、2回の録音と同様にティンパニが入る、ピアノ協奏曲への編曲版のピアノ・パートをヴァイオリン用に書き換えたもの。ファウストが使用している楽器「スリーピング・ビューティ」の衝撃的ともいうべき美しい音色を最高の状態で奏でています。
 もう1曲は、交響曲第6番『田園』。ハイティンクの『田園』といえば、コンセルトヘボウ管弦楽団との録音(1986年)が代表的ですが、86歳となった巨匠が世界最高のオケから引き出す音楽は、荘厳かつ華やか。要所要所で締めることで推進力が増し、音楽の勢いを感じることができ、音楽を十二分に堪能できます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 収録時期:2015年
 収録場所:バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)

 収録時間:90分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DD 5.1、DTS 5.1
 NTSC
 Region All

総合評価

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投稿日:2021/11/18 (木)

ファウストのヴァイオリンを美音と褒めている方もいるが、グリュミオーみたいな美音を連想したら大間違い。ビブラートを控えめに使った硬く締まった音でポキポキ弾く様子は明らかにピリオド奏法を意識したもの。典雅さや優美さを削ぎ落とした攻撃的なスタイルで通している。ところがバックのオーケストラは分厚い音で荘重勇壮なベートーヴェンを奏でているから、ソリストとは水と油。ハイティンクの、よく言えば伝統的な、悪く言えば鈍重な指揮が、軽やかに飛翔したがっているファウストのフットワークを引き止める足かせとなっている。ファウストはスタイルが近いパーヴォ・ヤルヴィとかハーディングあたりと組めば全然違った結果になったと思う。「田園」は旧来型のスタイルの演奏で可もなく不可もなし。新たな発見があるわけでもなく、ベルリン・フィルならこの程度の演奏は当たり前だと思う。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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投稿日:2017/01/09 (月)

レコードアカデミー賞を受賞するまでこのディスクの存在を知らなかった。ベルリンフィルのディジタルコンサートのライブ映像で同じ組み合わせのコンサートを楽しんでいたが、バーデン・バーデンの会場でこの演奏を聴いた者として、あの晩の感動が蘇る1枚である。翌朝、コンマスの樫本さんに偶然コンサートホール前でお会いし言葉を交わすことが出来たのも良き思い出である。 ファウストのコンチェルト、ハイティンクの田園とも、個人的にはこれまで聴いてきたこれら曲目の演奏の中でベストであった。このコンサートの模様が記録されていることに望外の感謝の念を表したい。

stollen さん | 不明 | 不明

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投稿日:2016/03/05 (土)

ファウストは言うまでもないだろうが、超一流奏者だ。一般的に女性ソリスト足りないといわれる、敏感な繊細さがある。水が滴る様を具体的に捉えたような繊細さだ。また楽器の鳴らし方が多弁でかつ恐ろしいほど美しい。譜面もよく読み込んでいるようで、モチーフの弾き方を都度変化させている。大した演奏家だと褒めちぎった上だが、ぼくの好みではない。特にオネエ系の髪型ファッションには。。でも良いものは良い。これは間違いないといえよう。さてハイティンクだが、相変わらず左右の手が滅多なことで同時に動かない不器用な指揮だ。出てくる音も不器用極まりない。いっぽうでアナリーゼは大家の芸だ。特にボリューム系は唸らされる箇所が連発する。クレシェンドの作り方など、巷の指揮者では絶対に真似ができない。モチーフの作り方も勿論老練のきわみ。第2楽章など至芸の御馳走だ。4楽章は一見淡々とした嵐だ。ところがインテンポの嵐は我々に恐怖を与える。空は何を以ってしても変えられないのだ。フィナーレは前の不可変を引きずりつつも、動的要素をじわりと仕込み、感動のコーダに導く。ハイティンクは無常と無情を同居させたような田園を我々に示したといえよう。これは天晴だ。

宇野珍会長 さん | 埼玉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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