メンデルスゾーン(1809-1847)

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SACD

交響曲第4番『イタリア』(改訂版)、第1番(1829年版第3楽章を含む) ジョン・エリオット・ガーディナー&ロンドン交響楽団(+ブルーレイ・オーディオ)(日本語解説付)

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5653
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


メンデルスゾーン(1809-1847) 交響曲第4番『イタリア』(改訂版)、第1番(1829年版第3楽章を含む)
ガーディナー&ロンドン交響楽団(+ブルーレイ・オーディオ)


日本語解説付き。サー・ジョン・エリオット・ガーディナーがロンドン響を指揮するメンデルスゾーン・シリーズの第3弾。
 ガーディナーは交響曲第1番の演奏会にあたって次のようにアナウンスしました。「メンデルスゾーンが1829年にロンドンに来た時、彼は自作の交響曲を演奏し、両親に手紙の中で『私は自分の交響曲をあらためて見ましたが、ああ神よ、メヌエットが涙が出るほど退屈なのです! そこで私は、八重奏のスケルツォを抜き出し、少しトランペットを付け加えたところ、とても素敵になりました』と書いています。実際にはメンデルスゾーンはかなり多くの改変を加え、オーケストレーションを輝かしいものにしています。それは大変素晴らしいので、皆様にはそれを聴いていただくべきだろうと思いました。しかしメヌエットとトリオはどうなるのでしょうか? なぜ、彼は、出版の段になって、メヌエットとトリオを採用し、スケルツォを排したのでしょうか。私は両方とも注目すべきで、両方があっても全体として素晴らしい交響曲になると考えています。皆さんはどちらがよいか、お聞かせ頂ければと思います」
 こうしたわけで、ガーディナーは、メンデルスゾーンが作曲した1824年当時のメヌエット、および1829年の「ロンドン版」に含まれたスケルツォという、ふたつの第3楽章を演奏しています。
 第4番『イタリア』は、第1楽章冒頭のピチピチと弾むリズム、管楽器のかけあいから愉悦の極み。終楽章のサルタレッロの切れ味のよさは痛快なほど。LSOの巧さが際立ちます。ガーディナーは、第4番に関して、演奏会にあたって「メンデルスゾーンは、あらゆる技巧、およびリスクをおかして全てをこのイタリア交響曲に注力しました。その結果この作品は今でもきわめて人気が高いままです。」と述べています。なお、ガーディナーは、ウィーン・フィルと、1997年に現行版、そして98年には1833年版の第2楽章から第4楽章をセッション録音しましたが、今回は1833年版を採用しての演奏となっています。
 なお、シリーズ第1弾および第2弾同様に当アルバムもまた、従来のSACDハイブリッド盤に加えて、同一の演奏内容を収めたピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスクが同梱されます。お手持ちのブルーレイ・ディスク・プレーヤーで手軽に楽しめるハイスペックのフォーマットへの対応はオーディオ・ファイルから大好評です。(輸入元情報)

【収録情報】
● メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調 op.11 (1824)

 I.アレグロ・ディモルト/II.アンダンテ/III.スケルツォ/III.メヌエット(アレグロ・モルト)/IV.アレグロ・コン・フォコ
● メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』 1833年版 (1831-33)
 I.アレグロ・ヴィヴァーチェ/II.アンダンテ・コン・モート/III.メヌエット - コン・モート・モデラート、IV.フィナーレ - サルタレッロ - プレスト

 ロンドン交響楽団
 サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音時期:2014年3月23日、2016年2月16日
 録音場所:ロンドン、バービカン・ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
 プロデューサー:ニコラス・パーカー
 エンジニアリング、ミキシング&マスタリング: Classic Sound Ltd
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

【ブルーレイ・オーディオ】
・5.0 DTS-HD Master Audio (24bit/192kHz)
・2.0 LPCM (24bit/192kHz)

内容詳細

BDオーディオディスクに192/24ビット2ch、DTS-HD MA5.1ch、SA-CDディスクにはSA-CD2ch&5.1ch、通常CDを収録。サウンド派には超お買い得。バロックからロマン派の作品まで幅広くピリオド・スタイルを推進するガーディナーのキビキビとした活気ある表現。新しいメンデルスゾーン像の誕生だ。(長)(CDジャーナル データベースより)

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この二曲はロンドン・フィルハーモニー協会...

投稿日:2018/01/10 (水)

この二曲はロンドン・フィルハーモニー協会に献呈されたことから異版を生むことになる ガーディナーはメンデルスゾーンがロンドンと関わったことから残った版を演奏している 第1番は二つの第3楽章を併録している 一般には”メヌエット”だが ”八重奏曲”を下敷きにして書き直した”スケルツォ”と入れ替えてメンデルスゾーンはロンドンで第1番を演奏した しかし 出版された時は”メヌエット”に戻っている ”イタリア”は1833年にロンドンで初演されている ところが帰国後改訂を決意したメンデルスゾーンは記憶を頼りに第2〜第4楽章の改訂をする 第1楽章も実行したかったが 二年間の契約でロンドンのフィルハーモニー協会にスコアを貸与していたため見送られた その後ロンドンを再訪しスコアの返却も受けたはずだが とうとう改訂版の完成を見ないまま他界した 出版はこちらも初版に拠っている ガーディナーはロンドンと因縁がある出版はされなかった改訂稿を取り上げている SACD BD-Audio どちらも素晴らしい音響と音楽が愉しめる あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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メンデルスゾーン(1809-1847)

ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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