戦後怪奇マンガ史

米沢嘉博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865370591
ISBN 10 : 4865370595
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
287p;21

内容詳細

初めて解き明かされたホラーマンガの通史!

目次 : 第1部 戦後怪奇マンガ史(はじめに/ 前史/ 「こわいまんが」の出現と成立/ 水木しげると兎月書房/ 「怪奇探偵漫画」の台頭 ほか)/ 第2部 恐怖マンガの系譜(楳図かずおその1 恐怖の刻印/ 楳図かずおその2 恐怖の完成/ 楳図かずおその3 少女から少年へ/ 恐怖からの脱出、SFへの飛翔/ 少年誌発・妖怪ブーム ほか)

【著者紹介】
米沢嘉博 : 1953(昭和28)年熊本市生まれ。明治大学工学部入学を機に上京。漫画批評グループ「迷宮」の活動に参加しマンガ評論、大衆文化評論を開始。80年12月からコミックマーケット代表、2001年7月から日本マンガ学会理事をつとめる。2006年10月1日、病没。享年53(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    貸本時代から少女マンガを経て、怪奇マンガは様々な傑作を生み出してきた。実に丁寧に怪奇マンガの系譜を綴る。水木しげる、手塚治虫、石森章太郎、楳図かずおと言った巨匠たちだけでなく、私も知らなかったマイナーな作家まで、取り上げている。怪奇マンガが、少女マンガが先行したのは、少女は怯えるもので、少年は、その恐怖に立ち向かっていかなければいけないものだったからだとか。ここに取り上げられている作品を読みたくなったし、著者の米沢嘉博さんの他のマンガ論も読みたくなった。

  • HANA さん

    戦後漫画界を地下水脈のように流れる怪奇マンガの流れを追った一冊。前半と後半に分かれており、前半では全体的な流れを追い、後半ではそれぞれの作家論となっている。子供の頃からこのジャンルはそれなりに読んでいたつもりなのだが、自分の見据えていたのが大山の麓でしかなかったことを思い知る。貸本漫画から70年代まで論じつくす著者の知識にまずは脱帽。作家論も手塚治虫や永井豪から水木しげる、楳図かずお、日野日出志とこのジャンルに興味を持つ者なら避けては通れない人ばかりで頁から目が離せない。久々に読み返したくなってきたなあ。

  • 冬憑……(ふゆつき) さん

    怪奇漫画。何とも心惹かれるワードである。僕は十代半ばにして活字に心を奪われ、漫画を多く読む時期を逃してきた。楳図かずおや日野日出志つのだじろうその他遍く輝かく怪奇マンガ作家の作品。読みたい。あわよくば所有したい…そして語りたい。86年〜90年にかけて執筆された物を纏めた本となっており、怪奇マンガの黎明期、貸本時代から90年代手前辺り迄を丁寧にわかりやすく紡がれている。しかし「恐怖」と「グロテスク」なまでの心理描写を怪奇漫画に求めたのは少女達だったという事実が面白い。怪奇漫画を改めて見つめたくなる一冊だった

  • kenitirokikuti さん

    本書、 2016/7/22にソフトカバーで刊行されたが、この2019年1月に文庫落ちしていた。 → https://twitter.com/tetsujinsya/status/1085813363563622400 鉄人社は裏モノJAPANを出してるところか。怪奇マンガは……差別表現がモロにアレなのでそういうところでないと出せないですね。ぼくは90年代後半に在日ヤクザとかも絡んだノワールふう同人やったけどドキドキしました(奥付の住所、サークル代表の後輩ンちだったの気づいたけど黙っててゴメンね)

  • Gen Kato さん

    祖母の家にあった伯父蔵書(宝の山)から引っ張り出して読んだふっるーい怪奇マンガも触れられていて嬉しかった(超個人的感想)。山岸涼子先生、ひさびさに読み返そうかなあ…

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米沢嘉博

1953〜2006。1953(昭和28)年熊本市生まれ。明治大学工学部入学を機に上京。漫画批評グループ「迷宮」の活動に参加しマンガ評論、大衆文化評論を開始。80年12月からコミックマーケット代表、2001年7月から日本マンガ学会理事をつとめる。2006年10月1日、病没。享年53

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