千年鈴虫 祥伝社文庫

谷村志穂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396342258
ISBN 10 : 439634225X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
244p;16

内容詳細

母と通うカルチャーセンターに、『源氏物語』を教える大橋征一がいた。王朝の愛憎劇を読み解く老講師は、教室の外でも、光源氏のごとく女たちの求めに応えているらしい―母もその一人だった。私は大橋と二人きりで会った。半ば、興味本位に。どんな風に誘うのか、偽源氏が織りなす倒錯の世界を、垣間見たい思いもあった。

【著者紹介】
谷村志穂 : 北海道札幌市生まれ。北大で動物生態学を専攻。1990年『結婚しないかもしれない症候群』がベストセラーに。91年に小説『アクアリウムの鯨』を発表し、2003年には『海猫』で島清恋愛文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ピロ麻呂 さん

    70歳のおじいちゃんと30歳のOLの恋愛なんてありえんやろ〜挙げ句の果てにおじいちゃんの息子とも…源氏物語を現代に無理やり当てはめようとした感じ(^_^;)源氏物語の講義の部分はおもしろかった(^_^)

  • coco夏ko10角 さん

    大橋は人を惹き付けるというか…そういった方向の魅力があるんだろうなぁ。それには年齢は関係ないから、主人公と大橋の二人はそういうことも、とわかる。息子・一之が主人公に寄っていくのも父親の持ち物に手を出すことで復讐心とか色々と、とわかる。「高級娼婦うんぬん〜…」のくだりがわからない…。旅を始めてからの様子もあまりわからない。源氏物語の講義はよかった。

  • ミサンガ さん

    母親に誘われて、源氏物語の講座に登録した主人公。ギリ二十代。講師は七十代じいさん。またニッチなの引いてしまったなあ・・・とは思ったものの、「ありえない」とは思わないんだよね。男の人にはわからないだろうけど。「体を解かれていく」という感覚。一度味わったら虜になって、執着する体に心も引きずられていくことは、あり得ると思う。じいさんより、むしろ主人公の魅力がよくわからん・・と思っていたら、中盤いきなり美人でモテ子な描写がでてきて、結局ソコかと(笑

  • のび太郎 さん

    源氏物語の現代版。しかし、70を過ぎた男性がこんなに元気であちこちからもてまくるのか・・・・・

  • かなずちラッコ さん

    気持ち悪い。源氏物語の研究者である70代の男と付き合う若い女性の物語。源氏物語になぞらえたりしている。元々1章で終わっていたのを別の雑誌で連載してたみたいで、実際に1章で終わっていればまだ良かったのに。

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人物・団体紹介

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谷村志穂

1962年北海道札幌市生まれ。北海道大学農学部にて応用動物学を専攻。1990年ノンフィクション『結婚しないかもしれない症候群』がベストセラーとなる。1991年『アクアリウムの鯨』を発表し、小説家デビュー。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年北海道を舞台に描いた『海猫』で第10回島清恋愛文学

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