裏切りの戦場 SAS部隊イエメン暗殺作戦 下 竹書房文庫

クリス・ライアン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801908017
ISBN 10 : 4801908012
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
石田享 ,  
追加情報
:
303p;15

内容詳細

ロンドンを恐怖に陥れた憎むべき爆弾テロの首謀者アブ・ライードを追い、ダニー・ブラックとスパッド・グローヴァーはイエメンに潜入する。CIAの情報屋からライードが潜む場所を聞き出し、標的を殺害したのち速やかにイエメンを脱出する作戦だった。フーシー派の民兵が支配する砂漠の地で、一筋縄ではいかないイエメン人らを相手に奮闘するダニーたちは、ついにターゲットのライードを発見するが、殺される間際に敵の漏らしたありえない言葉に衝撃を受ける。さらに暗殺の直後にスパッドが撃たれ、ダニーは敵地で孤立無援に追い込まれてしまう―!その頃、ロンドンでダニーの安否を心配する恋人クララの身にも危険が迫っていた…。陰謀が渦巻き、誰も信用できない状況下でダニー・ブラックが選んだ道とは!?

【著者紹介】
クリス・ライアン : イギリス軍特殊部隊SAS元隊員、作家、セキュリティコンサルタント。1961年ニューカッスル近くの村で生まれる。1984年にSASへ入隊。約10年間、極秘任務を含む数々の作戦に従事し、対テロチームでスナイパーの指揮も務めた。湾岸戦争では8人のチーム中ただ1人、シリア国境の砂漠を300km踏破してイラクからの脱出に成功した経験を持つ。この功績によりライアンは戦功勲章を受け、3年後の1994年に退役した。引退後、イラクからの脱出行の経験を綴ったノンフィクション『ブラヴォー・ツー・ゼロ孤独の脱出行』(原書房)が、ベストセラーとなり映画化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Akihiro Nishio さん

    結局イエメンのことは辺境の軍事キャンプだけなのでわからずじまい。ターゲットの暗殺に成功するが、タイトル通り何者かに裏切られ殺されそうになる。そして、復讐を求めて裏切り者を炙り出す・・という展開だが、裏切った可能性がある4人が序盤にちょっと出てきただけなので、「誰やねん?それ」となってしまいスリリングにならない。序盤はロンドンでのテロを解決するのにページを費やしたのだから、もっと主人公たちと絡ませることはできたんじゃないですかね。主人公2人だけで潜入するという展開のためか特殊部隊物としての味わいも薄い。

  • ゆーぼー さん

    戦場の支配者に続く第二弾だが、この作品を読了したと時に「ダニーは(マーク・グリーニーの)グレイマンみたいになるのだろうか?」と、ふと思った。 ミッション遂行のため、激烈な死闘を続けて成果を上げるのだが、逆に自分の大切なものを、どんどん失っていくことは、諜報工作員としての宿命なのだろうか? ストーリーのエンディングには、むなしさだけが漂っている。 元SASの任務に就いていたクリス・ライアンの作品だけに、リアリティ満載だし、迫力ある作品と感じた。

  • 羊山羊 さん

    クリス・ライアン氏、ファンになりました。イエメンでの暗殺作戦が始まるや否や、一気に副題通りの裏切りと謀略入り混じる戦いが始まる。途中までは単純に面白いなぁ、と思いながら見ていたのが、無人ドローンによる襲撃シーンで目が覚める。先般のアゼル×アルメニア戦争で見たシーンをまざまざと思い出す。断熱シートに身を潜めるダニーのシーンは、著者の知識と、本著の臨場感を思い知らせるシーンとして大好き。この本2016年の出版ですよ?後半のスパイスリラのような奸計入り乱れる展開と、寂寥感溢れるラストも満点。大満足!

  • かんとり さん

    んーーなんだかイマイチですなあ… キャラは良いのだが、ストーリーが薄っぺらで、 本筋とサブの事件を絡ませるところなんか、どうみてもムリがある。 訳者が代わったからでしょうか、 描写会話が軽く単純で、イマイチなんだなあ。 クリス・ライアンの作品は好きなんですけどね〜、このダニーブラックシリーズは今のところ☆2つ。

  • 正太郎 さん

    SAS隊員が極秘ミッションに挑む。しかし、その裏には・・・と言う話です。ありがちですね。ただ、話の舞台はほとんどロンドンなので戦場イメージはありませんでした。最後は、ちょっと救いようのない落ちが待っています。

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クリス・ライアン

イギリス軍特殊部隊SAS元隊員、作家、セキュリティコンサルタント。1961年ニューカッスル近くの村で生まれる。1984年にSASへ入隊。約10年間、極秘任務を含む数々の作戦に従事し、対テロチームでスナイパーの指揮も務めた。湾岸戦争では8人のチーム中ただ1人、シリア国境の砂漠を300km踏破してイラク

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