英語ビジネスドキュメント・ライティングの技術

マッキンゼー出身の著者による、論理的かつ明瞭な表現方法で説得力ある英語ビジネス・ドキュメントを設計・執筆するための指南書。

◆――グローバルビジネスの場で必要とされる、論理的かつ明瞭な表現方法で説得力ある英語ビジネス・ドキュメントを執筆するための指南書です。センテンス(文)レベルの表現方法に限定された、いわゆる「英文ライティング」を超えた、ドキュメント全体をいかに設計するかのスキルを学べます。

◆――個別センテンス(文)レベルでの明瞭表現からスタートし、パラグラフ(段落)レベルの統一性・結束性・ドキュメントとしての論理構造やストーリー展開まで、マッキンゼーをはじめグローバル企業で学んだ技法を、体系的に解説します。

◆――著者の高杉氏は、マッキンゼー出身の戦略系コンサルタントで、ロジカル・シンキング系のみならず、ビジネス英語にも強みを持っています。マッキンゼーやJPモルガンのニューヨーク事務所勤務などで、アメリカでのビジネス経験は通算13年に及びます。1999年から2002年にはNHK教育テレビ「英語ビジネスワールド」の講師も務めました。

序 論 世界観の違いの、言語とドキュメント作成への影響
第1章 メッセージレベルの明瞭な表現
第2章 骨太の論理構造
第3章 ドキュメントの基本構造
第4章 ドキュメントの結束性
第5章 ドキュメントの展開
第6章 問題解決型ストーリー
第7章 タイプ別ストーリーの特徴とバリエーション
付録1 総合的事例解析/付録2 英文の基本構造


��杉 尚孝(たかすぎ・ひさたか)
コンサルタント。高杉尚孝事務所代表。
慶應義塾大学経済学部卒業。ペンシルバニア大学ウォートンスクール修了(MBA)。モービル石油、マッキンゼー、JPモルガン(ともにニューヨーク・東京)などを経て、高杉尚孝事務所設立、現在に至る。論理思考・交渉・ファイナンス・リーダーシップ等の分野の能力開発に従事している。
著書に『論理表現力』『問題解決のセオリー』(以上、日本経済新聞出版社)、『実践・プレッシャー管理のセオリー』『実践・交渉のセオリー』『実践・プレゼンテーションのセオリー』(以上、NHK出版)、『論理的思考と交渉のスキル』(光文社新書)などがある。

【著者紹介】
高杉尚孝 : 慶應義塾大学経済学部卒業、ペンシルバニア大学ウォートンスクール修了（ＭＢＡ）。ニューヨーク証券取引所認定スーパーバイザー財務アナリスト（ＳＡ）。アルバート・エリス研究所認定スーパーバイザー心理セラピスト。モービル石油は日本法人、マッキンゼー・アンド・カンパニーのニューヨーク本社及び東京支社、ＪＰモルガンのニューヨーク本社及び東京支社に勤務。その後、米系情報コンサルティングファームのマネジング・ディレクターを経て高杉尚孝事務所を設立。現在、高杉尚孝事務所代表、筑波大学大学院客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）