基本情報
内容詳細
記憶の片隅から、忘れえぬ情景や深い感情がよみがえる―浅草での幼い日々、父母や早世した四人の兄、大学時代に出会った寺山修司、木下恵介の助監督を務めた松竹大船撮影所の思い出、愛読する書物の数々…。「岸辺のアルバム」「想い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」など名作ドラマを世に送り出した著者が、苦く切ない記憶とともに自身を静かに回想する。小林秀雄賞受賞。
目次 : 武蔵溝ノ口の家/ 下駄を履いていたころ/ Oさんの綿の話/ 減退/ 七回忌もすぎて/ 一九六〇年以前/ シナリオライター/ 土の話/ 三男と五男/ 抜き書きのノートから〔ほか〕
【著者紹介】
山田太一 (脚本家) : 1934(昭和9)年、東京・浅草生れ。大学卒業後、松竹大船撮影所演出部に入り、木下恵介のもとで助監督を務める。’65年独立、テレビドラマの脚本家となり多くの名作を手掛ける。一方、作家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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だんぼ さん
読了日:2024/04/28
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ぶうたん さん
読了日:2022/05/08
nnnともろー さん
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人物・団体紹介
山田太一 (脚本家)
1934年東京浅草生まれ。脚本家・作家。早稲田大学を卒業後、松竹大船撮影所入社。木下惠介監督に師事。1965年脚本家として独立し、テレビドラマの世界で数多くの名作を書く。1983年「ながらえば」「終りに見た街」などで第33回芸術選奨文部科学大臣賞、同年「日本の面影」で第2回向田邦子賞、1985年第3
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