ジャン=マルク・ドルーアン

人物・団体ページへ

昆虫の哲学

ジャン=マルク・ドルーアン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622079880
ISBN 10 : 4622079887
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

アリストテレス以来、人間は昆虫をどう考えてきたのか?ファーブルとダーウィンを軸に、社会構造、生物多様性、環境世界まで論じる刺激的な科学エッセー。

目次 : 第1章 微小の巨人/ 第2章 コガネムシへの限りない愛/ 第3章 昆虫学者の視線/ 第4章 昆虫の政治/ 第5章 個体の本能と集団的知能/ 第6章 戦いと同盟/ 第7章 標本昆虫/ 第8章 世界と環境

【著者紹介】
ジャン=マルク・ドルーアン : 1948年生まれ。フランスの科学史家。高校で哲学を教えた後、1994年、国立自然史博物館准教授に任命され、アレクサンドル・コイレ・センター副所長、国立自然史博物館の人間・自然・社会部門のメンバーとなる。2004年から、科学史・科学哲学の教授として後進の指導、常設展示と特別展の企画に加わった。2008年退官後は、研究、執筆、講演の日々を送っている。『昆虫の哲学』によりアカデミー・フランセーズの「モロン・グランプリ」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • koji さん

    奇妙な題名に惹かれて手に取りました。8章からなり、アフォリズム集としても読み応えがあります。@習慣は本能にかかわる。種の個々の成員の本能がその社会の統一性をになっている(137)、A昆虫とともに生きようと模索することは、最適な共存の条件を模索すること(165)、Bコレクションの有用性は分類学に寄与するだけでなく、生物多様性のメカニズムの理解の助けになる(168)、Cわれわれは人間以外の被造物に対しては、恩恵と慈悲という義務を負っている(モンテーニュ)。昆虫は技術と認識の問題が問われる最小の生き物(205)

  • R As Well さん

    進化論を受け入れている我々からすると想像しがたいが、ファーブルの時代、昆虫について緻密な観察を行おうとする姿勢は、神が考案し、デザインした世界の仕組みを細部まで理解しようとする敬虔な態度によって裏付けられていた。何かひとつテーマを置いてそれに関わる人間の歴史を順を追って紐解き、整理するだけでたいてい面白くなるもので、本書はそのテーマに「昆虫」を採用している。人間の生活と密着した存在だけに、蜂の巣の構造の持つ数学的精密さが「神の意思」が存在する証拠として扱われていた話など、面白いエピソードが多かった。

  • りょんりょん さん

    人類が昆虫をどう捉えてきたのか、利用してきたのかを昆虫学者はもちろん様々な分野の学者たちの文献や発言を用いて論じている。哲学的な言い回しは難しくてなかなか読み進まないし理解出来ているかも怪しいけど、間違いなく面白い本だった。社会性昆虫を取り上げた章は特に、人間主観の是非について非常に考えさせられる。

  • パン太郎 さん

    昆虫好きには(多分)ニヤニヤしながら読める本として。部屋に予想外の虫を見つけてぎゃーとか言ってしまう自分のような人には、目から鱗のヒントを得られる本として。それぞれに楽しめます。

  • takao さん

    うーん。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ジャン=マルク・ドルーアン

1948年生まれ。フランスの科学史家。高校で哲学を教えた後、1994年、国立自然史博物館准教授に任命され、アレクサンドル・コイレ・センター副所長、国立自然史博物館の人間・自然・社会部門のメンバーとなる。2004年から、科学史・科学哲学の教授として後進の指導、常設展示と特別展の企画に加わった。2008

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品