CD 輸入盤

交響曲第1番 ブーレーズ&シカゴ交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4596102
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第1番『巨人』
ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団

1998年デジタル録音。作品の可能性を鋭く示唆してみせるブーレーズ流のアプローチが大成功を収めた注目盤。作曲家の弟子クレンペラーが批判し、ワルターは愛したという作品の性格を厳しく見据え、情念に流されず細部まで徹底して構造を描きあげた解釈は圧倒的。シカゴ交響楽団の力強く精緻なサウンドが果たした役割も特筆もので、第4楽章など凄まじい音響です。

収録曲   

  • 01. Langsam, Schleppend
  • 02. Kraftig Bewegt, Doch Nicht Zu Schnell
  • 03. Feierlich und Gemessen, Ohne Zu Schleppen
  • 04. Sturmisch Bewegt

総合評価

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 バーンスタイン&RCOで聴き慣れていた...

投稿日:2016/03/14 (月)

 バーンスタイン&RCOで聴き慣れていた曲をブーレーズで聴いてみた。ドロドロしたメルヘン、あるいは肥大化したロマン性の権化ようなバーンスタイン盤(言い方はひどいがこの演奏、大好きです。)と比べると、すがすがしいメルヘン、あるいはほこりやアブラを洗い流したロマン性・・・。聴いて非常に感動した。同じ曲でもこれほど違って聴こえるのか。二人の指揮者のスタンスで推測するなら、主観と客観の違いといえばいいのか?  ともあれ、聴き比べするといい勉強になります。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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Boulezとシカゴの相性が良いのか、この曲が...

投稿日:2011/10/03 (月)

Boulezとシカゴの相性が良いのか、この曲が良いのか? 透明感を重視したBoulezの曲作りが効を奏しており、下のレビューにもある通り、私もマーラーの中ではこれが一番良いと思います。

klemperer fan さん | 北海道 | 不明

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もともと爆演風のフロイト的な演奏は好みで...

投稿日:2011/08/01 (月)

もともと爆演風のフロイト的な演奏は好みではなく、ワルター、ジュリーニ、ハイティンクが好きだったが、最近はブーレーズに手が伸びる。 ブーレーズのマーラーはスケルトンの精密な機械時計のように微分的で明晰な音楽だ。その透明感は美的だが、後期ロマン派のごてごてした質感ではない。むしろ、新ウィーン学派、あるいは印象派の質感に近い。 この巨人もドラクロアやゴヤのようなゴテゴテした質感ではなく、カンディンスキーやデュフィに似た質感を感じる。 それゆえ、不満を抱く聴き手も多いと察する。 1mov.は森の中を漂い流れ霧(風景をぼやかす)ではなく、細かいレース模様のカーテン越しに見る森のようだ。2mov.はウィーン風のレントラー(舞曲)ではなく、モダンで、速めに演奏される。そして複数の旋律がまるで3Dのように絡み合う3mov. バルトークの音楽に通じるものを感じさせる、フィナーレこそ、もっとドロドロした、フロイト的なリビドーや感情の爆発を期待したくなる向きはあるが、逆にユングのように構造をくっきりと浮かび上がらせている点は、実に面白い。 だから飽きもせず、何度も聴きたくなるのだろう。 マーラーの音楽にまとわり付いた時代性や人間性(ユダヤ、世紀末など)を切り離して、音楽そのものを再構築する、というブーレーズの意図は高く評価する。

shef さん | 栃木県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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